【レビュー】MLB初心者目線で『スクワッド社・MLB選手名鑑2026』が良名鑑だった感想

こんにちは。今回は再現選手記事から少し外れて、野球関連の書籍の紹介をしていきたいと思います。

今回紹介する書籍は株式会社スクワッド社が発刊している『MLB選手名鑑2026』です。

 

 

この本はNPBやセイバー指標にそこそこの知見がある筆者と、プロ野球にそこまで詳しくない両親(LAD推し)の双方が読む想定で購入したものです。
結論から述べると、野球観戦自体が初心者の人からNPBに詳しいMLB初心者まで幅広い層にオススメできる選手名鑑だと感じました。
この記事では僕がそのように感じた理由を紹介したいと思います。

基本情報

  • 価格:1,690円(税込)
  • 発売日:2026年3月6日
  • サイズ:0.7 x 23.5 x 29.7cm
  • ページ数:144ページ
  • 出版社:三栄書房
  • 著者(ライター):村田洋輔・大鳥敬太・マチタケ・鉾久真大・工藤慶大・三好侑里・Central Gee・116 Wins・のば

 

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本の構成

巻頭にWBC特集が10ページほど、MLB有識者のシーズン展望が6ページ。残りがMLB全30球団の紹介です。

各チームの紹介は見開き2ページ。前半の見開きにはチームの基本情報(スタッフ・短評・スタメンなど。詳細後述)、後半の見開きに野手16名・投手16名の選手名鑑が掲載されています。

 

【長所1】執筆陣の豪華さ・レベルの高さ

この選手名鑑の最大の強みは執筆陣のライターがいずれも名の知れたMLB通であることです。

 

例えばメインライターの1人である村田洋輔さん(@y_MuLBはXのフォロワー数2.3万人のMLBライターであり、選手への造詣の深さも書いている文章の質も日本のMLB関係者ではトップクラスです。

 

他にもセイバーメトリクスの有識者として知られる三好侑里さん(鯖茶漬さん@Eikura__Metrics)、大手MLBYouTuberとして知られている116 Winsさん(https://www.youtube.com/@116Wins)なども執筆に関わっています。

そのため情報量・情報の正確性が担保されている点が大きな長所です。

 

【長所2】チームの基本情報がすべて詰まっている。入門に最適

2つ目の長所はチーム紹介欄の情報量の多さです。

チーム紹介ページは見開き2ページとなっていて1ページ目は基本情報・2ページ目は選手名鑑なのですが1ページ目の掲載情報がとにかく充実していて、それでいてコンパクトで見やすいです。

具体的な掲載内容は以下の通り。チームの特徴・2026年の陣容を知るための情報はすべて詰まっているはずです。

  1. ①編成責任者・監督・スタッフ
    ②ここ10年間の成績
    ③チームの短評
    ④試合日程
    ⑤本拠地球場のデータ
    ⑥昨年のチーム打撃成績・チーム投手成績
    ⑦予想スタメン(野手・投手)
    ⑧2026年開幕ロースター(選手名・昨年の成績)

個人的にポイントが高かったのは②・③・⑧の3点。

 

「ここ10年の成績」が掲載されていることで近年の当該チームが強豪か弱小かわかり、「チームの短評」によって今年の陣容や展望がわかりやすく伝わっているのがGood。

「開幕ロースター」があることでチームの開幕の布陣が一目でわかるとともに、夏場のトレードデッドライン期になった時に動かしそうな選手が予測できるのもいいですね。

 

【長所3】選手紹介にWARが使われていて選手の優秀さが一目でわかる

次に選手紹介欄の紹介ですが、選手紹介にWAR(fWAR・bWAR)が使われている点が非常に優秀だと感じました。

 

WARは大まかにいうと「打撃・守備・走塁を総合的に評価した選手の貢献度」の指標であり、これ1つですべてのポジションの選手を均等に評価することができます。

……という説明がわかる野球ファンはもちろんのこと、WARが表記されていれば野球初心者でも「(WARの)数字が大きい選手はいい選手」ということは伝わります

いい選手かを一目で伝える指標としてWARは最もわかりやすいため、WARを主軸に選手紹介している点が良い点と感じました。

 

それ以外にも

  • 5年分の打撃・投球成績
  • 守れるポジションの図
  • 球種割合

が掲載されていたのも良かったです。中継を見るお供に最適だと感じました。

 

まとめ

ここまで記載したように、

  • 著名なライター陣による質の高い構成
  • チームを知るのに必要な情報がコンパクトに網羅されている
  • 選手の貢献度と特徴の捉えやすさ

といった点でスクワッド社のMLB選手名鑑は僕のようなMLB初心者に非常におすすめできる名鑑だと感じました。

 

これからMLBに興味を持つ人も、すでにMLBが好きな人も買っておいて損はないと思います!

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