こんにちは。
今回の再現選手は、統一球シーズンに平均以上の攻撃力を叩き出していた未来の安打製造機・川端慎吾選手です。
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パワナンバー:11200 91439 97179
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川端慎吾(5)
市立和歌山商業高→東京ヤクルトスワローズ(2006-2025)
<再現年度:2012年> 125試合 .298(453-135) 4本 49打点 3盗塁 OPS.728
選手について
通算打率.293を記録した神宮のヒットメーカー。
2015年と2021年のリーグ優勝に大きく貢献した立役者であり、稼働さえできれば毎シーズンのように安定した成績を残し続けていた。
2015年のリーグ優勝時のイメージから三塁手の印象が強いが、元々は遊撃手。
実際に2013年に三塁に本格コンバートされるまでは宮本慎也選手の後継者として遊撃手として育成されていた。実際に再現年度の2012シーズンは遊撃手としても十分及第点の成績を残している(後述)。
打撃に関しては若手時代から一流。3方向全てに鋭い打球を飛ばせるバットコントロールはすでに20代前半から完成されていた。
今回の再現年度である2012年は惜しくも打率.300にあと一歩届かなかったが2012年は統一球シーズン。通常年なら十分3割バッターと呼んで差し支えない成績だ。
守備と走塁でも結果を残したため非公式のスタッツサイトではWAR4.0を叩き出している。
首位打者の2015年がフォーカスされがちな彼だが、打低環境と総合貢献・守備位置の関係で凄さが伝わりにくいだけで2012年もかなりの好成績。
セイバー指標が充実しつつある現代なら彼は「打てる遊撃手」として遊撃固定された未来もあったかもしれないということだ。
能力について
肩力・守備力
直接的な当時のUZR資料は見られなかったものの、2012ヤクルトの遊撃UZRは-0.53。坂本・井端・鳥谷という歴史的守備力を誇るショートを抱えつつ微マイナスに抑えられているという見方もできる。
https://ameblo.jp/yellobird2009/entry-11496659840.html
また、NPB STATS様の守備得点では遊撃と三塁ともにプラスを叩き出している。
http://npbstats.com/players/db/%E6%89%93%E6%92%83/?wdt_search=105444
これらの成績とデフォの肩力を加味した際、低く見積もっても守備力Cは必要と判断したので今回は守備をCまで上げました。
その他の能力について
弾道:フライアウト/ゴロアウトの割合が0.853と、キャリア通算で見てフライアウトの割合が高い。デフォも弾道3なので弾道3としました。ミート多用もあるのでそこまで本塁打数は増えないはず…?
走塁B:三塁打5本。
流し打ち:逆方向安打割合30.4%。イメージ的にも必須だと思います。
粘り打ち:2ストライク時の打率が.267(217-58)。三振も規定到達で56と少ない。
バント◯:13犠打、成功率.867(15-13)。デフォにもあり。
ダメ押し:リード時の得点圏打率.380(50-19)
カット打ち:上記の2ストライク時の成績+デフォ+イメージ。
盗塁F:盗塁成功率5-3(.600)。俊足なはずだが企画数も少ない。