こんにちは。
今回の再現選手は、「杉田玄白の子孫」としても名が知られた魂のセットアッパー・長谷部銀次選手です。
パワナンバー：13200 51055 33802
＜画像ファイル＞
長谷部銀次(はせべぎんじ)
中京大中京高→慶應義塾大→トヨタ自動車→広島東洋カープ(ドラフト6位)
選手について
広島で似たタイプの選手：塹江敦哉選手
他球団含めた将来像&同タイプ：林昌範投手(元巨人)・石井裕也投手(元日本ハム)
ボールに力だけでなく魂も吹き込んで打者を圧倒する強心臓のリリーバー。最速149km/hのストレートとスライダー・フォークを織り交ぜて、左投手にもかかわらず右の剛腕リリーフのような投球ができるタイプの投手だ。
社会人では主にショートリリーフやワンポイントでの登板が多めで、ランナーを背負った状態からの登板でも真価を発揮できるのが魅力。むしろそういった場面こそギアを上げられる投手とも言える。
実際に都市対抗では満塁の場面から登板し見事な火消しを演じたことも。素のボール以上に実戦の中で真価を発揮するタイプといえよう。
高校時代は名門の中京大中京高校に所属。2年生で最速144km/hを出し将来のドラフト候補として期待されたものの、3年生で腰痛に悩まされ登板そのものが減少。
大学入りした後も故障との戦いは続き、リーグ戦ではほとんど登板機会がなかった。それでも4年生の時に最速149km/hを出すなど、投げられさえすれば高いポテンシャルがあることは証明してきた。
4年では故障から復帰し出した段階だったが、社会人入りするとほぼベストコンディションまで復帰。持ち前の球威を活かす場面が度々巡ってくることに。
先発では炎上することが散見されたものの、都市対抗では必殺のリリーフとして3試合で無失点を記録。前述の通り、満塁から登板しピンチを抑えた場面は彼の真骨頂だった。
しかし、大きな問題点として制球面が挙げられる。そもそも大学・社会人どちらのカテゴリでも四球率は並以下。今年もいわゆる「ワンポイントフォアボーラー」となる試合も見られ、投げてみるまでわからない不安定さが残っているのが課題と言える。
それでも勝負どころで送り出せるメンタル面と球威・変化球の3つを兼ね備えているのは非常に強力。即戦力リリーフとして活躍してくれそうだ。
2022年のドラフト6位で広島から指名を受ける。
荒れ球快速球というやや当たり外れの大きいタイプだがプロではどうなるか。制球が改善されれば左のセットアップとして7回〜8回を任される選手になれるだろう。
能力について
ピンチB：得点圏にランナーを背負った状態こそ輝くタイプ。
打たれ強さB：強メンタル。
闘志：大ピンチを抑えた後のガッツポーズが印象的だったため。
緊急登板○：都市対抗などでもイニング途中での登板がいくらか見られた。
荒れ球：149km/h以上の威力を直球から感じたため＋制球難。
四球：今年の四球率は5を超えている。流石に社会人ルーキーとしては問題級。
ケガF：ここまでのキャリアでケガに泣かされ続けている。
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