こんにちは。
今回の再現選手は、病と闘いながら3球団を渡り歩いた力投派サイドハンドの藤岡好明投手です。
パワナンバー:11000 71159 90102
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藤岡好明(40)
宮崎日大高→JR九州→福岡ソフトバンクホークス(2006〜2013)→北海道日本ハムファイターズ(2014〜2016)→横浜DeNAベイスターズ(2017〜2020)
<再現年度:2006年> 62試合 5勝3敗1S26H 65 2/3回 65奪三振 2.60
選手について
右サイドハンドから力強いボールを投げ込むリリーバー。選手生活の序盤は速球でガンガン押すパワータイプの中継ぎとして、後半は技巧を駆使した中継ぎとして両リーグで輝きを見せた。
2006年にソフトバンクに入団すると、一年目からブルペンの中心としてフル回転を見せる。当時のソフトバンクは抑えの馬原投手につなぐための中継ぎ投手が絶対的に不足しており、球速のある藤岡投手は貴重な存在だったのだ。
開幕一軍を勝ち取り一軍デビュー戦を無失点で切り抜けると、勢いそのままにポストシーズンまで快投を続ける。結果、ルーキーにしてシーズン62登板を記録。これは当時のパ・リーグ新人投手の最多登板記録だった。内容も良く、被本塁打は0だった。
しかしこの年の疲労がたたったか、翌2007年からしばらくは低迷。一時期は先発転向しそこそこの成績を残した時期もあった。
2012年からは復調。特にこの年は(統一球とはいえ)自己最高の防御率1.13を記録。しかし2013年に彼の選手人生を脅かす事態が発生する。
それが肝機能障害だった。2013シーズンも前年に引き続き好投を見せていた彼は、一転して選手人生どころか命に関わる病と闘うことになってしまったのだ。
なんとか病を克服しグラウンドに復帰したものの、その年のシーズンオフに鶴岡慎也選手のFA補償で日本ハムに移籍。移籍後は出場機会に恵まれないまま、2016年シーズン途中にDeNAにトレードとなった。
DeNAにはベテラン格の投手が少なかった中、経験豊富な中継ぎ投手として移籍後は敗戦処理から勝ちパターンまで様々な場面で登板を重ねた。また、若手への指南役としても大きく貢献していた。
2019年には32試合に登板し防御率1点台とベテランの味を見せるも、結果的にこれが最後の輝きに。2020年限りで戦力外通告を受け現役を引退。
2021年からはDeNAの二軍投手コーチを務める。
[ad]能力について
ピンチB:得点圏被打率.149、シーズン被打率.220
ノビB:ルーキーイヤーは浮き上がるような直球が武器だった。
逃げ球:被本塁打0
回復B:60登板&最大で5連投。翌年以降のことを考えるとCかもと思ったがまあいいでしょう
回またぎ○:シーズン中に複数回イニングまたぎ登板をしているが、イニングをまたいだ時の方が失点が少なかったため。
調子極端:3〜4月・6月・8月は防御率1点台以下、5月・7月・9月は4点台以上。隔月で調子が乱高下していた。
おまけ
今回の作成のきっかけになった記事です。めちゃくちゃいい記事でした……全人類読んでくれ……
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