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松尾汐恩(まつおしおん)
京田辺ボーイズ→大阪桐蔭高
選手について
甲子園でも躍動した俊足強肩強打の三拍子型キャッチャー。甲子園通算5発を放った長打力と遠投110m・2塁送球1.8秒台を誇る強肩はもちろん、50m6秒2の俊足を生かしたスピード感あふれる守備も魅力のキャッチャーだ。
元々は遊撃手であり高校進学後に捕手に転向した経歴を持つ。前述したスペックから「打てる捕手」としてはもちろん「右の強打者」としての需要も見込まれ、どちらの魅力もあることから高校生野手ではTOP3の評価を受けている選手の一人と言える。
中学時代はボーイズで日本代表になるなど鳴り物入りで大阪桐蔭入り。入学当初こそレベルの高さに戸惑ったもののコンバートを機に徐々に力をつけていき、2年春ごろからレギュラーに定着。
2年春から4期連続で大阪桐蔭は甲子園に進むが、その陰には彼の好リードと打撃があった。3年夏には2HRと打率.350と活躍し選抜優勝に大きく貢献。夏の甲子園でも惜しくもベスト8で敗れたものの打率5割オーバーと圧倒的な成績を見せた。
甲子園で放ったHRはいずれも引っ張り方向に飛距離十分のもの。ツボに入れば長打を量産できる点や攻守に安定感が高い点からスカウトの評価は鰻登りとなり、(9/25現在未提出なものの)プロ志望なら上位候補と噂されている。
攻守に完成度もポテンシャルも高いものの、捕手の経験が浅いことからプロで捕手として100%計算できるかというとそうでない点が残るのはネックか。それでも野手としても多くのポジションで活躍できる可能性も秘めた選手であることに違いはない。
若手捕手に困っている球団にとっては喉から手が出るほど欲しい逸材だろう。
能力について
プルヒッター：甲子園でのHRから。パワー低めにしても長打を打てる雰囲気の再現で。
固め打ち：甲子園で4安打の猛打賞をする試合があった。全体の打率も高い。
粘り打ち：甲子園通算で三振数が四球の1/2まで抑えられている。打者としての凄みを出したかったので選球眼よりこっちで
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