こんにちは。
今回の再現選手は、2022年のドラフト市場で右のスラッガーとしてはナンバーワンクラスの魅力を持つ森下翔太選手です。
パワナンバー:13200 40915 68558
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森下翔太(もりしたしょうた)
戸塚シニア→東海大相模高→中央大
選手について
持ち前のパワーを活かした長打力は大学球界屈指の、2022年ドラフト世代を代表するスラッガー。打球に角度をつけられるタイプの打者なため、力と技の両面でホームランを量産できる可能性を秘めた外野手。
最近のこの手のスラッガーの例に漏れず守備と走塁も一定の水準を誇る。流石に守備範囲抜群とまではいかないものの中堅も守れる守備力を持つため、プロでも守備で苦しむ可能性は低いだろう。
一時期はかなりの不振に苦しんだものの4年春からは本来の力を取り戻し始めている。
高校時代は1年秋から4番センターを任される逸材だった。甲子園でこそ結果は残せなかったものの県レベルではかなりの好成績を見せている。
進学した中央大学でも1年春からスタメンに定着。いきなり2本塁打・打率3割を残しベストナインに輝くなど才能を早くから輝かせていた。
しかしその後は長らく低迷が続く。本人も構えやタイミングに苦しんだと語っていた通り、迷宮に迷い込んだかのごとく不振から抜け出せない日々が続いた。
今春から新たな打撃フォームに変更したところハマり、4年春は1年以来の打率3割を記録するなど復活。三振数こそ多いものの三振とほぼ同数の四球を獲得しており選球眼の向上も垣間見える。
4年秋で好調をキープできればドラフト1位も見えてくるだろう。
課題は打撃の確実性か。単純計算で4打席に1回以上の三振を喫しており、2年〜3年の低打率も含めてアベレージ面で苦労する可能性もあるといえる。
一方で持ち前の長打力に加えて強肩を活かした守備も持ち味であることから、打てないと即終了というタイプでもない。プロ入り後にどれだけチャンスを活かせるかがカギになるだろう。
能力について
広角打法・インコースヒッター:右に強い打球を打てることが売りな一方、インコースからの引っ張りにも定評がある。悩んだ結果(上位候補なので)この形でまとめました。
三振:かなり多い。
ケガF:7月に右手を怪我して全治3ヶ月。どこまで響くか不透明なため。
選球眼:通算IsoDが.120を超えており四球出塁はそれなりに期待できるタイプ。
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