こんにちは。
今回の再現選手は、2022年度の即戦力キャッチャーとしてはトップクラスと言える強肩強打の野口泰司選手です。
パワナンバー:13400 20937 52232
野口泰司(のぐちたいし)
愛知衣浦シニア→栄徳高→名城大
選手について
持ち前の強肩強打で「2022年のアマチュアで最も評価が高い捕手」といえるキャッチャー。2塁送球1.9秒台を安定して出せるスローイングとリード・フィールディングを誇るためプロでも捕手として勝負できそうな選手。
同時にチームで4番に座り、リーグ戦でHR王になれるほどの長打力を秘めたバッティングも十分に大学上位クラス。(作成後だったが)4年秋にはさらに打撃好調ですでに4試合で2HRを放っている。
外国人助っ人を彷彿とさせる独特の打撃フォームから、プロで活躍すれば人気が出そうな選手だろう。
高校時代から強肩強打の捕手としてプロからも注目された存在であった。高校時にプロ志望届を出すものの惜しくも指名漏れとなり大学へ。
大学では1年の春から出場機会を得る。当初はバッティングで大学レベルの壁にぶつかったものの徐々に克服。先述の通り2年秋にHR王を獲得すると、3年春と4年春にも打率3割を記録。
さらに3年・4年時に出場した全国大会では通算で打率.619を記録している。高いレベルの対戦で結果を残しているという点はNPB入り後も期待できる点といえる。
課題…というか懸念点は「毎年この手の大学No. 1捕手がプロ入りするが、絶対的正捕手に成長した例は少なめ」なところか。楽天太田・ソフトバンク海野(ロッテ佐藤)・日本ハム古川・西武古賀と、ここ最近はこの手の大学No. 1捕手が一本立ちしきれないケースが多い。
とはいえ、上記の選手も2番手捕手〜準レギュラーとして一定以上の出場機会を得ていることも確かな事実。打撃も守備も強みをしっかり持っているため捕手の弱いチームは即戦力として狙ってきそうだ。
能力について
インコースヒッター:インコース捌きがうまいらしい。左方向に強い打球をよく飛ばしていた。
送球B:二塁送球のコントロールがよかった。
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