こんにちは。
今回の再現選手は、試合を崩さない安定感ならピカイチの即戦力候補・吉野光樹選手です。
※誕生日は「1998年7月19日」が正しいです。申し訳ありません。
パワナンバー:13100 20979 33458
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吉野光樹(よしのてるき)
九州学院高→上武大→トヨタ自動車
選手について
絶対に試合を壊さないゲームメイク能力が売りの右の即戦力右腕。
安定した制球力はもちろん、多彩な変化球で打者の的を絞らせない能力やランナーを背負っても返さない能力は2022ドラフトでも最上位の存在といわれている。
だからといって技巧に偏っているわけでもなく、先発で最速150km/hを叩き出すパワーもある。ボールの勢いがあることはイニングとほぼ同数の奪三振が物語っている。決め球にフォークがあるのも三振奪取を後押ししている。
『1年目からローテに入る可能性のある先発候補』としても『すぐに7回〜8回を任せられるセットアップ候補』としても期待できる右腕だ。
高校時代はケガに泣かされ2年までは登板なく終わる。それでも復帰した3年夏は2番手投手としてチームを支え、県準優勝まで進む活躍に十分貢献していた。
本領発揮は大学進学後。1年次こそ登板がなかったものの2年春にデビューすると3年春まで順調に勝ち星を積み上げ、エースとして4年次のドラフト指名が期待される存在だった。
ところが大学3年秋にトレーニング中に腰椎骨折・靭帯損傷の大ケガを負ってしまう。当然リハビリにかなりの時間を要し、完全復帰できたのは4年秋になってから。この時点でのドラフト戦線からは脱落を余儀なくされた。
社会人入り後も初年度はやや苦しんだものの、2年目の今年は主戦投手として大活躍。登板した試合は全て自責点2以下という抜群の安定感を見せつけている。
都市対抗でも足が攣るアクシデントに襲われたものの4回で7奪三振無失点と好投した。
課題はコンディション面だろう。ここまで故障に泣かされた経験が多く、今年の都市対抗でも前述の通り故障に見舞われている。『投げられれば強いが投げられるか』といったところか。
とはいえ能力の高さは折り紙付き。投手の足りない球団は上位で狙ってきそうなため、遅くとも3位には消えそうな選手といえるだろう。
能力について
ピンチB:投げてるボールが超絶威力というわけではないけど抑えられる→ピンチに強い?という推測。安定感要素も。
リリース○:イメージ。この手のバランス型総合力タイプにはつけたくなるやつ
調子安定:3失点以上が1回もないのはすごすぎ。
ケガF:ここまで故障に見舞われる回数が多い。
【ドラフト観戦・考察のお供におすすめです!】
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