【デレステ】筋トレ勢Pが解説する『SSR木場真奈美の筋肉が超人レベル』な話

※この記事は、2020年3月にはてなブログ上で公開した記事を再掲・再構成したものです。

こんにちは。

2020年3月24日。クール属性の完全無欠系アイドル木場真奈美の初のSSR[この身ひとつで]木場真奈美が実装された。

今回のSSRはスポーツジムで筋トレをしている姿が描かれている。木場さんは、”趣味:筋トレ”と公式で明言されている通りの圧倒的なスタイルの良さ・肉体美がぞんぶんに詰まっている。ぱっと見ただけでも「美しい」と思わせるボディだ。

しかし、木場さん同様に(多少)筋トレをかじっている筆者にはもうひとつ別の考えが頭に浮かんだ。それは、アイドルの枠を超えて、1人の筋トレ女子として、木場真奈美は最高峰にいるということだ。

そしてその答えはSSR画像の中に含まれていたのだ。

どういうことなのか?? 今回は実際のトレーニングメニューを見つつ、木場真奈美の筋肉のすごさについて語っていきたいと思う。

はじめに

最初に筆者の筋トレ歴を記載させていただく。

20代前半 167cm/62kg 筋トレ歴:1年半ほど

ベンチプレスMAX72.5kg デッドリフトMAX120kg スクワットMAX120kg 

ある程度は筋トレにハマりだしたけどまだまだ。デレステで例えると『トワレとTOKIMEKエスカレート以外のMASTERはクリアできるけど、MASTER+は無理』なレベルか。

とにかく「こんな人がこの記事を書いているんだ」と思ってくれると嬉しい。

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SSR木場真奈美のイラストについて

まずはSSR(特訓前)の画像を確認してみよう。

SSR木場真奈美

誰がどう見てもかっこいい。木場真奈美の真骨頂ともいえる最高のSSRイラストだろう。

だが少し待ってほしい。このイラストの中で注目してほしいポイントが実は3点ある。

それは「バーを首の後ろに引いてトレーニングしていること」「50kgの重量を用いてトレーニングしていること」「木場さんのフォームの美しさ」だ。

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トレーニング方法がすごい。

まずはトレーニング方法について語っていきたい。

今回のSSRの中で木場さんが行っているメニューは『バックラットプルダウン』もしくは『ビハインドネック・ラットプルダウン』と呼ばれるメニューだ。主に背中の筋肉を重点的に鍛えるメニューになっている。

実は、トレーニング経験者からするとこのトレーニングをやっている時点で結構すごいことと感じるのだ。なぜなら、背中を鍛えるメニューとしては上級者向けのメニューだからだ。

一般的によく行われているものは、同じ器具でもバーを顔の前側に持っていくタイプのトレーニング。いわゆるラットプルダウンというもの。

木場さんのやっているメニューはなぜ上級者向けなのだろう?

1つ目の理由は、2つのラットプルダウンで背中に効かせる難易度が大きく違うからだ。

背中の筋肉を効果的に鍛えるには、胸を張って肩甲骨を下げる動きと肩に力を入れすぎない動きが重要になる(詳しくは後述します)。この姿勢を作る難易度として、バーを後ろ側に持っていく動きの方が難しい。

木場さんがやっているバックラットプルダウンは、背中への意識をしっかり向けていないと背中の筋肉をうまく刺激できない。

2つ目の理由は、肩に負担がかかりやすいからだ。

木場さんのやっているトレーニング方法は、バーを首の後ろに持っていく動きの関係上、肩が後ろに行く動きが加わる。すると、肩に力が入りやすくなってしまい、怪我の原因になってしまう。

そんな難しいメニューを木場さんはいとも簡単にこなしているのだ。「趣味:筋トレ」はダテではないということだ。

挙げている重量とパワーが想像の何倍もすごい。

改めてSSRイラストで重量を確認してみよう。

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重りの針は50kgを指している。前の内容と合わせると、木場さんは『バックラットプルダウンで50kgを挙げている女性』ということになる。

また、木場さんの顔つきを見ると、歯を食いしばっている様子もなくいつも通りのトレーニングを平然とこなしているような顔つきだ。つまり50kgの背中トレも普段のトレーニングの一環と考えられる。

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「女性で50kgを挙げられる」と聞くと、直感的にもすごい人なのは伝わってくると思う。でも、木場さんはすごい人ではとどまらない、”半端ない超人”なのだ。その理由をここから詳しく述べていきたい。

まず、はじめに述べた『(バック)ラットプルダウン』で1セットにやるべき回数は10回程度と言われている。木場さんの顔つきを見る限り、50kgを10回上げるのは決して難しくないはずだ。

この数値と木場さんの体重から、『Strength Level Calculator』というツールを用いて木場さんがラットプルダウンで挙げられる(推定で)最も重い重量を求めてみる。すると以下のような結果になる。

これだけだとピンとこないかもしれない。

実は木場さんの推定MAX重量である66.7kgは、筋トレをしている体重50kgのすべての女性の中で上位10%』という数字なのだ。

Beginner:下位5%。筋トレ始めたての人

Novice:下位20%。筋トレ歴半年以上の人

Intermediate:中位層。筋トレ歴2年以上の人

Advanced:上位20%。筋トレ歴5年以上

Elite:上位5%。筋トレ歴5年以上かつアスリートとして肉体を鍛えている人

引用元:https://strengthlevel.com/

これを見た上でもう一度言わせてほしい。

木場真奈美は「一般人も含めた上位10%」ではなく、「同体重の筋トレガチ勢の中でさらに上位10%」の背筋力を持った女性だ。言いかえるとトップアスリートともタメを張れるレベルの筋肉の持ち主だ。

そんな彼女は、トップアスリートでもなんでもない。”アイドル”だ。

かつてこれほど”強い”アイドルは存在しただろうか。いや、いなかった。間違いなく史上トップクラスの肉体を持った女性アイドル、それが木場真奈美なのだ。

フォームの綺麗さがすごい。

木場さんのトレーニング姿を再確認してみよう。

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このフォームは、木場さんがやっているバックラットプルダウンで心がけるポイントを全て押さえている、お手本のようなフォームなのだ。

タレントのなかやまきんに君氏は、バックラットプルダウンのフォームでの注意点について、以下のことを述べている。

まずは、胸を張る事。胸を張るという事は、肩甲骨を寄せているという事です』
『胸を張って(肩甲骨を寄せて)、そのまま肩甲骨を下げます(肩を下げる)。これで正しい姿勢の完成です』

『腕ではなく肘を下げるイメージで、バーを首の後ろに引く』

引用元:https://xn--u8je9fg7g9a9gp124a.com/latpulldown-form/#i-7

胸を張ること・肘から下げていることといった注意点を遵守していることが分かるはずだ。

トレーニングの効果はフォームの良し悪しで大きく変わってくる。いくら重いダンベルやバーベルを上げていても、間違ったフォームだと筋肉に効かなかったりケガの原因にになってしまう。

木場さんのフォームは美しい。そして注意すべきポイントも完璧に押さえている。まさしく「筋トレ女子の鑑」のようなトレーニングをしているのだ。

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おわりに

いかがだっただろうか?

木場真奈美さんは「誰がどう見てもすごいアイドル」なんだけど、実はそのすごさは並大抵のすごさではなかった。

アイドルの枠にとどまらないレベルで、1人の女性として完璧な人。

SSR画像一つとっても凄みにあふれたアイドル、それが木場真奈美だったのだ。

ご覧いただきありがとうございました!

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