こんにちは。
今回の再現選手は、超積極打法で2002巨人の核弾頭として打線に火をつけた清水隆行選手です。
パワナンバー:13000 61551 82347
<画像ファイル>
清水隆行(9)
浦和学院高→東洋大→読売ジャイアンツ(1996-2008)→埼玉西武ライオンズ(2009)
<再現年度:2002年> 139試合 .314(609-191) 14本塁打 58打点 12盗塁 OPS.788
選手について
ダウンスイングから鋭い弾丸ライナーを放つ左の巧打者。スイングスピードの速さと天才的インコース捌きが生み出すライトへのライナーは、多くの巨人ファンの脳裏に焼きついているはずだ。
一方で「左に弱い」というレッテル貼りの影響で準レギュラーに甘んじることがあったり、昔のパワプロで肩Gに設定された影響で守備が悪いと思われるなど、何かと不運な一面も持っている。
それでも1990年代後半〜2000年代前半のジャイアンツで高い安定感によって外野の一角を占めたことは紛れもない事実。名選手の1人と言って差し支えないだろう。
1995年のドラフト3位で巨人に入団後、1年目から打撃センスを認められ準レギュラーの座を掴む。さらに2年目には規定打席到達・打率3割を記録したちまち主力選手となった。
長嶋監督時代は主に2番が定位置。1番仁志・2番清水の超攻撃的コンビは四球と引き換えに多くの安打と長打を積み重ね、チームの勝利に貢献していった。
再現年度の2002年は「200安打を目指す」と意気込み臨んだシーズン。この年は開幕から1番打者に定着し持ち前のバットコントロールでヒットを量産。
気づけば191安打で最多安打のタイトルを獲得し、日本一に大きく貢献。原采配最初の大ヒットとなった。
その後も数多くの外国人との競争を勝ち抜き2005年までレギュラーとして稼働。しかし2006年以降は打撃の感覚に苦しみ成績も急降下。2009年限りで現役を引退した。
その後は巨人の打撃コーチや解説者を務めている。
能力について
守備力・肩力・送球F:下記に詳細記載。
守備力と肩力について
【守備力】
下手と言われがちな清水選手の守備だが、実は有志の方が集計した刺殺+補殺ベースの守備評価では歴代左翼手でもかなり上位の数値との評価がされている。該当年度も少なくないプラスを叩き出している。
<引用元>
NPB外野手の刺殺数評価と補殺数評価から割り出される守備得点です。算出法については下に記しました。数値は「同ポジションの…
似たタイプ(俊足弱肩)の島内選手・中村晃選手の守備力がそれぞれD後半〜C前半であることを考慮すると、清水選手も少なくとも同程度の守備力はあっていいと思っています。
今回は「実はフライ捕球範囲は良かった」という印象を強調するためにC60まで上げました。
【肩力】
一方で、清水選手の守備評価を落としている原因はもっぱら送球。特に肩が弱い点が問題視されていた。
本来は肩F30後半が妥当なのだろうが、”範囲の良さを帳消しにするほど評価の低い肩”という側面を再現するには肩20台+送球Fまでないとダメかなと思ったため振り切ってみました。
その他の特殊能力について
チャンスB:得点圏打率.364(通常時+.050)
プルヒッター・インコースヒッター・ラインドライブ:代名詞の内角弾丸ライナー。
固め打ち:猛打賞22回。めちゃくちゃ多い。
初球○:0ストライク打率.389(149-58)は十分検討範囲内。イメージ的にも十分。
ダメ押し:14本塁打のうち優勢時に11本
盗塁F:盗塁成功率.667(12-8)。これだけだとE相当だが他のシーズンも走力の割に盗塁数も成功率も悪いため。あとは「清水=盗塁F」のイメージも強かった。