こんにちは。
今回の再現選手は、突然の乱調に苦しみ暴投を量産してしまったシーズンの新垣渚選手です。
パワナンバー:13900 80540 66555
新垣渚(18)
沖縄水産高→九州共立大→福岡ダイエー/ ソフトバンクホークス(2003-2014)→東京ヤクルトスワローズ(2014-2016)
<再現年度:2007年> 21登板 7勝10敗 137 1/3回 132奪三振 3.60
選手について
高校時代から球速の高さでプロ野球ファンを沸かせたドクターK。真っ直ぐも変化球も超一流の切れ味を誇り、実際に1年目から先発ローテに入り高い奪三振率を誇った。
一時はホークス投手四天王(斉藤和・和田・杉内・新垣)ともいうべき存在感を誇っていたのだが……
2002年の自由獲得枠でダイエー(当時)に入団。高校・大学と常にトップクラスの素材として注目されており1年目から活躍できる投手として期待されていた。
実際に1年目からローテの一角に定着。いきなり8勝・8完投を記録しポテンシャルの高さを見せつけた。
さらに翌年は大卒2年目にして早くも最多奪三振のタイトルを獲得。4シーズンで42勝を記録し、最強の先発3〜4番手として君臨していた。
だが2007年に更なる飛躍を目指してシュート習得を目指したのが大きな裏目に。
元々スライダーは大きな切れ味の代わりに制御が難しいボールであった。それがシュート習得練習の影響で引っ掛けるケースが増えてしまい暴投が激増。
1試合4暴投を記録するなど最終的に25暴投を記録。NPBワースト記録になってしまった。
とはいえ実際はQS率57.1%と半分以上の登板で試合を作れており、3度のQS負けもあるなど内容は決して悪くない。暴投記録のせいで必要以上にイメージが悪くなっている点は否めないともいえる。
しかし実際はこの年の影響で迷宮に入ってしまったのか翌年以降も低迷。かつてエースと言われた投手はついに2010〜2011年にかけて2年連続で一軍登板なしまで落ち込んでしまったことも。
2012年以降は投球スタイルを変更することで微復活を果たし、イニングイーターとして2015年のヤクルト優勝にも貢献した。それでも結局引退まで暴投が減ることはなかった。
現在はホークス球団職員になっているようだ。
能力について
コントロール:四球率は3.34なので本来はE相当。でも暴投数を加味したイメージ的にはGの方が合ってそう。
キレ○:Vスライダーの威力。
奪三振:奪三振率8.65は先発ならかなり優秀。他の年度も奪三振は多い。
立ち上がり○:21登板のうち初回は3失点しか喫していない。初回に強い。
荒れ球:暴投多くするため+球威自体はかなりあった
逃げ球:被本塁打率0.46と優秀+失投が外に外れるようにしたいため。
シュート回転:シュート取得失敗要素
乱調:イメージ。急にイニング変わりで暴投増えそうな点から。
<他の選手はこちらからどうぞ!>
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