こんにちは。
今回の再現選手は、抜群のコンビネーションでイニングを消化し続ける職人・大津亮介選手です。
パワナンバー:13900 01075 33777
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大津亮介(おおつりょうすけ)
九州産業大附属九州高→帝京大→日本製鐵鹿島→福岡ソフトバンクホークス(ドラフト2位)
選手について
ソフトバンクで似たタイプの選手:東浜巨選手
他球団含めた将来像&同タイプ:大貫晋一選手(横浜DeNA)
パワーのある直球と変幻自在の変化球で凡打の山を積み上げる即戦力型先発右腕。いわゆる総合力型右腕であるものの、他の投手と違って直球偽装のボールや斜めの変化に長けていることが特徴だ。
最大の武器は高速で落ちるワンシーム(ツーシームの亜種)。ストレートに近い球速から右バッターの膝下に落ちるこのボールを生かしてイニングを重ねていく投球が武器。そのほかにもカーブ気味のスライダーも投じる。
真っ直ぐも平均145km/h前後・最速152km/hを出せるため技巧的なピッチングと本格的なピッチングの双方が可能。
空振りを奪う圧倒的なボールはないもののボールを動かす術に長け、「気づいたら長いイニングを投げている」タイプの投手と言える。
高校では野手での登板がメインであり大学でも廣畑投手(現ロッテ)らに隠れた存在にとどまる。それでも3年秋頃から徐々に登板機会を増やし、4年秋には唯一の規定投球回数に到達。上り調子の状態で社会人に進むこととなった。
社会人では1年目から登板機会を得ている。2年目の今期はエース格として先発で登板する機会が増え、ランナーを出しながらも得点に結びつけない粘りの投球をたびたび披露。
都市対抗でも先発し、強豪の三菱重工WESTを8回3失点に抑える好投を見せている。
穴の少ない好投手ではあるものの時折真ん中に入って被弾するケースが見られ、その辺りが弱点か。また被安打が多く奪三振が少なめなタイプなので打者のレベルが上がるNPBでは簡単に打ち返されてしまう恐れもある。
それでも「すぐに先発できる投手」という観点からはかなりいい投手と言える。初年度から10先発程度をこなせればチームの投手陣の上積みに貢献できるはずだ。
2022年のドラフト2位でソフトバンクから指名を受ける。
グラウンドボーラー型の投球スタイルは先輩の大貫投手にも重なる。彼のように先発ローテで活躍できるかが楽しみだ。一方のホークスも先発の頭数は足りておらず、彼が計算できるかどうかで来年の台所事情も大きく変わってくるだろう。
能力について
リリース○:イメージ。偽装系変化球が得意なため
打たれ強さB:被安打>イニング数 だが試合はあまり壊さないことから。
ポーカーフェイス:あまり表情を変えないらしい。
一発:大舞台の要所で被弾していた。
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