こんにちは。
今回の再現選手は、第一次原政権で貴重なスーパーサブとして活躍した斉藤宜之選手です。
パワナンバー:13800 60550 67128
※盗塁数は4盗塁です。
斉藤宜之(37)
横浜高→読売ジャイアンツ(1995-2007)→東京ヤクルトスワローズ(2008-2009)
<再現年度:2002年> 109試合 .310(239-74) 5本 37打点 5盗塁 OPS.774
選手について
大型戦力に阻まれつつも出場さえできれば一定の成績を残した左の好打者。俊足巧打に長打力もあるバッターだったものの、左投手への対応がネックとなり定位置獲得までは至らなかった。
1994年のドラフト4位で巨人に入団。しかしこの「巨人に入団」という点が最初の壁だった。
というのも当時の巨人はFAでの大型補強真っ只中の世代。外野も松井・マック・高橋由伸・広沢ら大物選手が揃い踏みしている中において、中位指名の高卒選手がレギュラーを狙う余地は残されていなかった。
二軍である程度の結果を残しても一軍での出場機会にはなかなか恵まれず、起用されても結果を残しきれないシーズンが続いた。
転機となったのは原監督の就任だ。当時の原監督は若手選手を多く起用する方針を採り、その一環として斉藤選手の起用も増えていく。
奇しくもレギュラーだった清原選手・高橋由伸選手らの離脱があったため外野と一塁の枠が空いたこともあり、初めて100試合以上に出場する充実のシーズンになった。
勢いは日本シリーズまで続き優秀選手賞を記録。一躍巨人の次期レギュラー候補に浮上した。
翌年もそれなりに好成績を収めたのだが、あろうことか今度は自らが怪我に苦しむことに。目前にあったレギュラーの座は遠のいてしまい、2004年以降は出場機会が激減してしまった。
2007年オフにヤクルトに移籍するも輝きは取り戻せず、2009年限りで引退。
現在はヤクルトのスカウトを務めている。小川選手・塩見選手らを見出した好スカウトになっているとのこと。
能力について
粘り打ち:2ストライク後に打率.294を残している。250打席オーバーで29三振はかなり少なめ。
代打○:代打打率.340
対左G:対右.320(222-71)、対左.176(17-3)。起用法の偏りは苦手さに起因していると考えたのでGまで下げました。
盗塁F:盗塁成功率.455(11-5)
ケガF:要所で怪我が多くレギュラー取りを逃してきた。
<他の選手はこちらからどうぞ!>
今作で作成した選手の一覧はこちらにまとめています! 投手ユウキ(1999年・近鉄)桑田真澄(2002年・巨人)吉見祐治(2002年・横浜)正田樹(2002年・日本ハム)金田政彦(20[…]