こんにちは。
今までDELTA様やプロ野球ファンの有志の方たちによって『NPBプロスペクトランキング』というものが各シーズンごとに実施されています。
【参考:『1.02 Essence of Baseball』様によるプロスペクトランキング】
今回は、筆者の独断と偏見のもとパワプロ能力を元にしたNPBプロスペクトランキングを作ってみました!
基準としてはペナントモードで今後活躍が期待できそうな選手を上位に置いています(詳しい基準は後述します)。
パワプロ・ペナントおよびプロ野球を楽しむ上での参考になってくれたら嬉しいです!
【注意】このリストは一パワプロファンが趣味の範囲で作成したものです。あくまで「一個人の見解」であることを念頭に読んでいただけると幸いです。
対象選手について
対象の選手選定については以下の基準を採用しました。基本的にはDELTA様のプロスペクト選定と同じです。
・パワプロ2020年シーズン中で25歳以下
・投手は一軍通算100イニング未満かつ50試合登板未満
・野手は一軍通算300打席未満
・外国人枠の対象となる選手は除く
・新人選手は26歳以上でも対象
つまり既に大活躍している選手(例:村上選手・戸郷投手)らは選外となっています。
選手の選考基準について
今回のプロスペクトリストの順位付けについては、本家と同じく将来的に主軸を張れる選手になれるかどうかという基準で選んでいます。
具体的には以下のようなことを考えてみました!
○投手なら「エース級になれるor守護神になれる」かどうか
○年齢が若いかどうか(※パワプロは若ければ若いほど育成のための猶予時間が伸びるため)
○成長阻害となる赤特が少ないかどうか
○強力な青特の有無
○捕手・遊撃手など一部の難ポジションで他球団より優位を築ける選手
これらに加えて、各選手の成長タイプと早熟・晩成の要素も多少は加味しています。
以下で各選手の順位を発表していきます!まずは20位から。
20位〜16位
20位 櫻井周斗投手(DeNA)
21歳の若さ・青特×3が売りの若手左腕。コントロールにやや弱点を抱えるものの、技巧派タイプなので成長期に入れば十分に克服できます。
やや基礎能力が低めな点が、先発ローテで回すことを考えるとネックか。留学も視野に入れておきたいところ。
19位 田部隼人選手(DeNA)
昨年度のドラフトで入団したルーキー選手。18歳にしては決して低くはない守備力と走力に加え、強能力のプルヒッターを初期から持っているのが魅力。
遊撃手として見ると身体能力に欠けるため、強打の三塁手or二塁手として育成するのがベターか。
18位 太田光選手(楽天)
現実のプロ野球でもプロスペクトに挙げられている捕手。24歳と若い割にキャッチャーDであり、守備に破綻がない点が最大のメリット。
既に成長期でありどれだけ打撃を伸ばせるかが勝負か。
17位 佐々木朗希投手(ロッテ)
現実のNPBではトッププロスペクトの1人。
圧倒的な球速・総変化量6は強いものの、速球型のため3球種目の取得が遅くなる点・赤特の多さが難点か。
なお彼は晩成タイプのため、最初の能力上げには苦労するものの一度育ってしまえば長く活躍できる性能です!
16位 石川昂弥選手(中日)
2019年度のドラフト1位の内野手。非常に強力な特殊能力である広角打法を所持しており、回復F以外に赤特がないのも好材料。
三塁手前提なら守備力はそこまで必要ないため、打撃力と得能を鍛えれば主力になる素質は十分に思われます。
15位〜11位
15位 古谷拓郎投手(ロッテ)
高卒2年目(パワプロ2020内)で19歳の若武者。3球種持ちのため変化球練習の効果が増す点、決して低くないスタミナが魅力。
それ以上に晩成タイプなのが大きいです。球種とスタミナから佐々木投手より早く本格化できそうと判断したためこの順位で。
14位 森敬斗選手(DeNA)
2019年度のドラフト1位。圧倒的な身体能力の高さと赤特の少なさが武器。
現状の守備力では遊撃手としては厳しいかもしれないが、留学で補うか外野手として育成すればさほど気にならないはず。守備力的には遊撃=外野なので、外野の適正も十分です。
13位 坂本裕哉投手(DeNA)
続いて2019年のDeNAドラフト2位。恵まれた青特の数・回復D・1年目から最低限ローテを回せるスタミナとコントロールが売り。
このままでもローテに入れるものの、1年目前半は二軍に置いて新球種練習を挟むとさらに成績の期待値は増すでしょう。
12位 宜保翔選手(オリックス)
高卒2年目としては破格の基礎能力を誇る次世代のショート候補。この手の身体能力タイプにありがちなエラーがないのも魅力。
間違いなくショートのレギュラー候補……と言いたいのですが、オリックスは最上位にもう1人遊撃のトッププロスペクトがいます。それでも「打撃さえ伸ばせば穴がない」のは魅力。
11位 野村佑希選手(日本ハム)
2020年シーズンでは一軍でも結果を残した若武者。パワプロ2020では19歳という年齢の若さも武器。
三塁手としては一定の守備走塁の水準に加え、弾道4・有能青特×3・パワーCとかなりの有望株です。
ミートが低いのがややネックだが、このあたりは成長期の伸びに期待しましょう。
10位〜6位
10位 浜屋将太投手(西武)
2019年のドラフト2位ルーキー。
上述の坂本投手と似た能力値ですが、既に3球種持ちの点・21歳と若く上積みを多く望める点が評価を上げるポイントになりました。
先発ローテの柱候補として期待できる選手といえるでしょう。
9位 奥川恭伸投手(ヤクルト)
全若手選手でもトップクラスの基礎能力を誇るトッププロスペクトの一人。コントロールが非常に高く、このままでも一定の成績を残せるポテンシャルがあります。
速球タイプなため3球種目の習得にやや手間取る点がネック。それ以外は文句なく好選手。
8位 横川凱投手(巨人)
4球種持ちという破格の球種を持ち合わせた投手。正直これだけでパワプロ的にはトッププロスペクトに置けるほどの力があります。
その一方で、「赤特の多さ」「スタミナ・コントロールの低さ」など看過できない課題も。留学やコーチ練習などで、これらの課題をどれだけ克服できるかがカギか。
素質的にはローテの柱候補になりうる投手です。
7位 和田康士朗選手(ロッテ)
現実のプロ野球でも2020年に台頭したスピードスター。走力関係の能力が圧倒的な上に守備も良いため、打撃の成長と青特習得に専念させられる点が非常に大きいです。しかもまだ21歳(パワプロ2020内)。
後述のトッププロスペクト外野手や佐藤都志也選手を加えると、ロッテはパワプロ2020のペナントにおいて若手外野手に困らない球団になり得ます。
6位 直江大輔投手(巨人)
2020年には一軍初先発も果たした若武者。惜しくも育成降格になってしまいましたがポテンシャルは折り紙付き。
彼の最大の武器は軟投派なことであり、新球種練習を経由すると4球種持ちになります。その爆発力が最大の魅力。赤特が多いのはネックですが、留学を挟めば十分克服可能。
余談ですが、巨人の若手投手は直江・井上温・戸郷が軟投派であり、12球団でも屈指の投手王国になる素質を秘めている球団です。
5位〜1位
5位 杉山一樹投手(ソフトバンク)
入団時から超素材型ピッチャーとして名高い杉山投手。パワプロでも強力なプロスペクトです。
彼の最大の魅力は晩成+安定持ちという点。これにより一度育成が軌道に乗ってしまえばかなり年数が経っても一軍で活躍させることができます。
速球派のため3球種目はやや手間取りますが、それを加味しても奪三振+ノビCであり、抑えも先発も視野に入れられるため極めて強力。
4位 太田椋選手(オリックス)
前述の宜保選手と並び、オリックスが誇るトッププロスペクトの1人。現実のプロ野球でもトッププロスペクトです。
高卒2年目のショートとしては破格の打撃力を誇ります。得能も十分であり、守備走塁も高水準。文句のつけようがない選手。
宜保とどちらを遊撃で使うかは采配の腕の見せ所か。
3位 小園海斗選手(広島)
現実でもトッププロスペクトの1人。圧倒的な能力の高さから、「正遊撃手候補の1人」として見ても十分に強い選手。
……ではあるのですが、早熟なことが唯一のネック。とはいえ裏を返すと早くから基礎能力を伸ばしやすいともいえ、広島のショート兼主軸候補として貢献してくれるポテンシャルは持ち合わせています。
2位 西純矢投手(阪神)
2019年のドラフトの高校生では佐々木・奥川に次ぐ評価を得ていた右腕。
佐々木投手・奥川投手と異なり初めから3球種持ちの点・スタミナが高く早期に先発ローテに入れられる点・特殊能力周りが優秀な点からこの順位に置きました。
留学やコーチ練習をうまく挟めば相当強い先発投手に育ってくれるはずです。
1位 藤原恭大選手(ロッテ)
個人的パワプロ内プロスペクト最上位はロッテの藤原選手とさせていただきました。
高卒2年目ながら走力Aであり打撃能力も決して低くはありません。そして何より、プルヒッターと初球○を所持しているのが極めて強力。
守備の不安もDH制のあるパリーグでは気になりません。攻撃面の優秀さだけでなくクリーンナップでも一番打者としても有望なのがいいですね。
最後に
ここまで読んで下さってありがとうございます!
実際のプロ野球でのプロスペクトに加え、パワプロでのプロスペクトも併せて見てみることで野球の楽しみがより増えてくれたらいいなあと思っています!
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