【パワプロ2020】1994トニー・グウィン(パドレス) パワナンバー【再現選手】

こんにちは。

今回の再現選手は、近代野球最高の安打製造機の呼び声も高い外野手のトニー・グウィン選手です。

パワプロ2020 再現選手 トニーグウィン選手_1994年版
パワプロ2020 再現選手 トニーグウィン選手_1994年版(その他画面)

パワナンバー:11900 70395 41110

トニー・グウィン(19)

サンディエゴ州立大学→サンディエゴ・パドレス(1982-2001)

<再現年度:1994年> .394(419-165) 12本 64打点 5盗塁 OPS1.022

ナ・リーグ首位打者

選手について

現役時代の映像

『通算打率.338』『3000本安打』『ルーキーイヤー以外1度も3割を切ったことがない』など、MLBの安打系の通算成績で軒並み上位を占めている稀代のアベレージヒッター。

通算打率.338はMLB全体でも第18位の好成績であるが、彼より上位の選手は19世紀〜20世紀前半に活躍した、”歴史上の人物”ばかり。

その中で、1980年代〜1990年代という近代野球の中で黎明期の選手並みの成績を残し続けた。

また極めて三振数が少ないことも特徴。通算で10000打席以上に立ちながらも、なんと1度もシーズン50三振すら喫したことがない(最高でも40個)。

卓越したバットコントロールの現れであり、打撃だけを見ればイチローの完全上位互換と言って差し支えない名選手。

1980年代は彼のキャリアの第1期。毎年30近くの盗塁ができ、ライト守備でも俊足を生かした守備範囲の広さと強肩で貢献できるタイプのリードオフマンとして大活躍した。

1984年に打率.354・217安打を放って初めて首位打者と最多安打に輝くと、80年代だけで4度の首位打者と最多安打を記録。メジャー屈指の安打製造機として名を馳せた。

注目すべきは敬遠の多さだ。1987年には、シーズンHRが7本でありながら26もの敬遠を受けている。

これはイチローとも共通する特徴だが、「どこに投げても打たれる」と感じたバッテリーが勝負を避けた結果だ。それほど打席で彼が与えるオーラが強力だったと言える。

そして1990年代は彼の第2章。卓越したバットコントロールに長打力がプラスされた、ポイントゲッター期だ。

30代に差し掛かり身体能力に徐々に陰りが見えはじめ、盗塁数や守備指標は少しずつ悪化してしまう。

しかし打撃は衰えるどころかさらに磨きがかかっていく。

1993年には彼はすでに33歳になっていたが、そこから何と5年連続で打率.350以上を記録。しかも5年間の平均で三振は20しかない。いかにバットコントロールに優れているかを示す数字だ。

今回の再現年度である1994年は、彼の打撃面でのキャリアハイといえる年。

シーズン序盤から安打を量産し、8月時点で.390台に到達。夢の4割打者まであと一歩に近づくも、この年に勃発したMLB大規模ストライキの影響でシーズンそのものが打ち切られてしまう。

結果、惜しくも4割は逃すも打率.394と1945年以降のMLBでは最高の数字を残した。

その後もバットコントロールは衰えず、ついに引退年まで3割を切ることはなかった。2001年限りで引退。キャリアの全てをパドレスで過ごした生粋のフランチャイズプレイヤーは、2004年に背番号19が永久欠番入りし、2007年には得票率97.6%で一発殿堂入りを果たした。

それだけに、晩年にがんに襲われて早すぎる別れを余儀なくされたのが非常に残念である。

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能力について

MLBで4割近く打っているので多少盛り気味です。

ミート:よくミートS扱いされる2004イチローよりさらに高打率。かつ通算打率も歴代最強レベル。上限MAXまで上げてもいいのではないでしょうか

肩力・守備力:6補殺、周辺でも平均7〜8補殺を記録している。ただし守備Valueは-11.0。周辺年でも守備Valueはマイナス続き。こちらは衰えが目立つ。

安打製造機:彼に付けないで誰に付けるの!?!?

芸術的流し打ち:超上手い。本人の理想も『左中間へ飛んだ打球にかすかなフェードがかかり、センターが追いかけても、追いかけてもボールに追いつけない。そういう打球が好き』と語るほど。(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3#cite_note-Gwynn-8)

一球入魂:初球・1ボール打率.454(99-45)。三振の少なさも含めた「好球を一発で仕留める」雰囲気の再現としても。

粘り打ち・カット打ち:475打席で三振数19。正直上位の金特が必須レベル

チャンスメーカー:非得点圏.425(315-134)。通常時との差自体は+.029にとどまるが、非得点圏4割ならつけてもいいと判断しました

威圧感:敬遠16。相手投手からの怖さもMLBトップクラスだったとのこと。

インコースヒッター:動画では内角の捌きも抜群に上手い。体重が増えてもインコースを難なく捌いている。

ダメ押し:後述のチャンス下げの補正

回復B:ケガ自体はそこそこありつつも毎年好成績を残し続けている。体力的な衰えは少なかったというイメージから。再現年度も後半に調子を上げている。

調子安定:キャリアでずっと3割キープしている。

盗塁C:盗塁成功率1.000(5-5)。前年も15−14。

併殺:俊足の左打者でありながら20併殺は流石に多い。

チャンスF:得点圏.298(104-31)。非得点圏打率との差分を考えるとGでもいいのだが、.390打つ選手にチャンスGは気が引けました………

【他の作成選手はこちらから!】

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