こんにちは。
今回の再現選手は、一度は裏切った即戦力の期待に見事応えて2桁勝利を挙げたシーズンの吉見祐治選手です。
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吉見祐治(21)
県立星林高→東北福祉大→横浜ベイスターズ(2001-2010)→千葉ロッテマリーンズ(2010-2013)→阪神タイガース(2014)
<再現年度:2002年> 27登板 11勝8敗 188回 138奪三振 3.64
選手について
投打で優れた選手を発揮したハマの高身長左腕。再現年度である2年目は2桁勝利を挙げて大きく期待されたものの、翌年以降は被弾癖が顔を出し大成しきれなかった。
2000年のドラフト2位で横浜に入団。
同年のシドニー五輪に出場したこともあり即戦力として期待をされていたものの、1年目は制球難に苦しみわずか7試合の登板にとどまった。
飛躍を期して臨んだ2002年は投手陣の駒不足というチーム事情も重なり一軍ローテ入りを果たす。スライダーやカーブといった変化球と直球のコンビネーションを軸とした投球に活路を見出すことで成績を向上させることに成功した。
結果、チームでは唯一となる2桁勝利を挙げ、石川雅規投手と並んで新人王の候補に選ばれるほどの活躍を残した。
だがこの年の後半から被弾が急増しており、2002年の25被弾のうち後半戦だけで16被弾を浴びている。この一発病は翌年以降も続き、要所でHRを打たれて試合を崩してしまうシーンが見られるようになってしまった。
2003年以降も横浜投手陣は不調だったが、それに足並みを揃えるように調子を崩してしまう。結局キャリアで規定投球回数到達も2桁勝利も1度にとどまった。
その一方で強打の投手としても知られており、なんと通算打率は.228と一般野手並みの数字を叩き出している。2003年には5本の二塁打を放ったり2007年の交流戦では猛打賞を記録したことも。
投球と打撃のギャップ印象もあり成績以上に知名度の高い選手であった。
2014年限りで引退し現在は横浜のスカウトを務めているとのこと。
能力について
牽制○:デフォから。
緩急○:速球とカーブの球速差を生かした投球が売りだった。
軽い球・一発:25被弾。188回を投げているとはいえ多すぎ。
調子極端:無四球完投3回なのに防御率そこまで良くない+調子の波が激しいイメージから。
<他の選手はこちらからどうぞ!>
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