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今回の再現選手は、必殺のフォークと直球のコンビネーションで三振を量産する常廣羽也斗選手です。
パワナンバー:13400 12103 69085
<画像ファイル>
常廣羽也斗(つねひろはやと)
大分舞鶴高→青山学院大→広島東洋カープ(ドラフト1位)
選手について
細身の見た目とは裏腹に良質な直球と高速変化球で打者を制圧するパワーピッチャー。楽天の岸投手を彷彿とさせるバランスの良いフォームから繰り出されるボールはスピンも変化量も抜群。
最大の武器はフォークボール。打者の手元で大きく鋭く曲がるこの球種があるおかげで奪三振能力はピカイチ。他にもスライダーやカーブで投球のアンサンブルを奏でることもできる。
パッと見の印象ではリリーフタイプに見えるかもしれないが、力を抜きつつゾーンに集めた投球もできるため先発としても大きな期待が持てる。実際に全国大会では2度の完投(うち1完封)を果たしていることからも先発適性が伺える。
高校時代は県内有数の進学校として知られる大分舞鶴高校に所属。当時は最速142km/hを記録する好投手であったものの全国や甲子園とは縁がなかった。
大学進学後も2年までは怪我などに苦しみ登板機会は少なかった。それでも苦しい時期を乗り越えた3年以降は一気に才能が開花。3年秋は30イニング強でわずか自責点1と完全にエースの座を掴んだ。
そして4年シーズンも好調を維持し春秋ともに防御率1点台をキープ。全国大会でも結果を残しアマチュア屈指の右投手の座を揺るぎなきものにした。
ここまでの経歴でも最後の2年で大きく実力を上げている。「伸び代」という点でもかなり魅力的な選手だ。
懸念点は制球面か。ノーコン投手ではないものの通算四球率は3点台後半と決していい数字ともいえない。NPBのゾーンで勝負し切れるかがやや心配かもしれない。
それでも持ち前のストレートとフォーク(SFF)に加え、フォームの評価も非常に高い。リリーフとしても先発としても将来が楽しみな投手といえよう。
2023年のドラフト1位で広島から指名を受ける。
先発リリーフともに「もう1枚」が欲しいカープ投手陣にとって救世主となってくれる可能性のある選手。1年目から活躍できるか楽しみだ。
能力について
ノビB:低めに伸びる直球の評価がピカイチ。
キレ○:SFF(フォーク)が手元で落ちてかなり三振を奪えていたため。
リリース○・球持ち○:楽天の岸投手を彷彿とさせるバランスの良いフォーム。球持ちは岸選手から引用しました。
荒れ球:たまに荒れることがあるがそこも含めて魅力らしい。
四球:通算四球率3.58。コントロールをやや高めに設定したのでその分調整。
シュート回転:見た感じシュートしていた。青特が多いのでナチュラルシュートよりはこちらで
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