【パワプロ】私的『パワプロ選手査定・再現選手』のつくりかた【査定初心者向け】

こんにちは。

この記事では、パワプロ再現選手の作り方や査定で考えていることについて、僕なりの意見を書いていきたいと思います。

文章量は多くなる代わりに情報量を多く詰め込んだ記事にしていくので、この記事を読めば誰でもパワプロ再現選手作成を始められるようになるはずです!

パワプロ2022を機に再現選手作成をする人がもっと広まってくれると嬉しいです!

 

筆者について

僕はパワプロ10からパワプロを始め、再現選手作成を始めたのはパワプロ2018からになります。

そこから現在までで約200人以上の選手を作成し、「ドラフト選手」「全盛期選手」「年度別チーム作成」など様々なカテゴリで選手を作成してきました。

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そのためある程度の査定経験はある方だと考えています(自分で言うのは気が引けますが……)

 

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パワプロ査定(と査定ブログ)を始めるメリットについて

査定の具体的な話に移る前に、パワプロ再現選手作成および査定ブログを開設するメリットについても記載します。なぜなら選手作成+ブログ作成は、趣味のひとつとして非常に奥が深い上に有用なものだからです。

選手作成とブログ開設のメリットとしては以下のものが挙げられます。

①プロ野球観戦への解像度が上がる
②好きな選手・使いたい選手を各モードで使用・共有できる
③ゲーム中のパワポイントに困ることがなくなる
④ブログで収益化を達成すれば、選手作成でお金を得ることもできる

1つずつ見てみましょう!

 

プロ野球観戦への解像度が上がる

パワプロ再現選手を作成する際には、選手の特徴やプレースタイル・成績などを見ていく過程が生じます。いろいろなデータを見てインプット量が増えていくことでプロ野球選手や成績への知見が広がることが期待できると考えています。

また、現役の選手だけでなくOB選手についても触れる機会が増えると、解説やコーチのOBを知っている機会が増えるため普段の野球観戦がより楽しくなるでしょう。

 

また、査定の際に必要な指標(セイバーメトリクスなど)知る機会や読み取る力の向上にもパワプロ査定は貢献してくれます。指標を理解できるようになることでプロ野球観戦がより楽しくなることは間違いないはずです。

 

好きな選手・使いたい選手を各モードで使用・共有できる

みなさんは今まで「どうしてこのOB選手が実装されていないのか」「ドラフト選手や新外国人をいち早く使いたい」「漫画やアニメの選手をパワプロで使いたい」と思ったことはありませんか?

それが可能になるんです。再現選手を使えば

 

プレイヤー自身で上記の作成することで、擬似的にこれらの選手を対戦・ペナント・マイライフなどで使用できるようになります。パワプロのプレイ幅が大きく広がること間違いなしです。

そしてオンライン機能を用いることで全世界のユーザーに自作の選手を公開することができます。自分と同じように使いたい選手がいるユーザーを助けられることでしょう。

 

ゲーム中のパワポイントに困ることがなくなる

再現選手を作ることの”実用的な”メリットその1

パワプロ内でのアイテム購入には「パワプロポイント」が必要になりますが、意外とポイント確保が大変。みなさんもポイント不足に悩まされた経験があるのではないでしょうか。

そんな時に役立つのも再現選手作成。オンラインで公開した選手がDLされるとパワポイントが得られるのですが、一定数の選手をUPしておくことで安定したPP獲得源として機能してくれます。

 

ブログで収益化を達成すれば、選手作成でお金を得ることもできる

再現選手の実用的なメリットその2。ブログを作成してGoogle Adsenseの審査に通ることができれば選手作成で収益を得ることもできます。実際にSNSでは収益化を達成している方もちらほら見かけます。

(とはいっても「パワプロだけで生活を成り立たせる」レベルは現状困難です……お小遣い稼ぎ程度に考えていた方が無難です)

 

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査定資料について

ここからは査定をするための資料について語っていきます。

査定資料はたくさんあるもののそれぞれ特徴や一長一短がありますので、用途や年代ごとに使い分けると良いです。

①江川卓スカウティングレポート(1997〜2001)

【データ範囲】カウント別成績・走者別成績・球種データ・カモ&苦手打者・左右別成績・打球方向

通称『江川本』。1996年〜2000年の選手の球種・対右左成績・カウント別(被)打率・走者別(被)打率・カモ+苦手選手・安打方向が掲載されています。
正直現在から見ても情報量が豊富で、選手コラムも含めると1996〜2000年代の選手はこれがあれば査定できるといっても過言ではないレベル。
ただし入手難易度の高さは見過ごせない欠点。ここ最近は徐々に値段も落ちてきましたが、中古で買う際は送料込みで1500円〜がかかる点はネック。メルカリなども活用すると吉。

②プロ野球スカウティングレポート(2006〜2014)

【データ範囲】カウント別成績・走者別成績・カモ&苦手打者・左右別成績・打球方向・球場別成績(・クイックタイム・一部年度は球種データ)
①のスカウティングレポートの2005シーズン以降版。掲載されている情報は①とほとんど同じであり、こちらも基礎データの確認としては十分すぎるほど十分。
またコラム部分の精度も高く、データに表れない選手の特徴を掴むのには非常に有用です。
ただ後述のnf3と被る部分も多いため無理に購入しなくてもいいかも。

③ベースボールレコードブック

【データ範囲】該当年度の全試合成績・代打成績・得点圏打率・守備成績・二軍成績

各年度のプロ野球成績をかなり細部まで載せている本です。データ面を分析した本、というよりは素のデータがたくさん載っている本のイメージ。
該当年度はスコアブックが全試合分掲載されており、数字だけではわからない選手の特徴を知ることができます。また二軍成績が載っているのも有用。
年度別チーム作成など、特定の年度で作成したい選手がたくさんあるときに使うとGood。

④Wikipedia

【データ範囲】該当選手の年度別成績・誕生日・出身地・選手の経歴(・データで表せない細かい特徴)
侮ることなかれ、意外とよく使います。ブログを書く際には選手の出身校を知る意味でも重要。
「精神面に課題」などはデータの数字を見るだけでは表れにくいものの査定では重要な情報。そのような情報を得るためにwikiは必要になります。
また、wikiの情報は「世間一般的な印象」でもあるので、そこから乖離しないように査定をするのも重要になります。(例外はあります)

⑤ほのかのへや

ほのかのへや

野球記録で特定の項目を調査してみたところ…

【データ範囲】得点圏打率・対左打率・得点圏被打率・満塁打率・内野安打数・代打成績・球種データ
NPBサイトやwikiに載っていないデータを収集する上でとてもお世話になっているサイトです。球種データや得点圏データは書籍を見渡しても載っていないケースが多く、査定をする上で貴重なデータです。
管理人の方はパワプロ査定歴20年以上の大ベテランであり、僕も小学生の時からサイトを拝見してました。現在も第一線で査定をされています。
おーるどるーきー

パワプロOB選手査定2022ver.…

⑥- nf3 – Baseball Data House Phase1.0

【データ範囲】基本的データ各種、各種指標(四球率・被本塁打率・内野安打率など多数)、月別成績、左右別成績、イニング別成績、各試合ごとの個人成績

日本プロ野球(NPB)に関する様々なデータをまとめたサイトです…

2005年以降の選手を作成したいときにはまずこのサイトを見るべきといっても過言ではない、情報量トップクラスのサイト。指標データはもちろんのこと、試合別データもよく使います。
得点圏成績、球種データだけは他の資料の手を借りる必要が出てきますが、それ以外はほぼ全て網羅されているといっていいでしょう。

⑦データで楽しむプロ野球

【データ範囲】基本的データ各種、球種データ、最高球速などほぼ全てのデータ

日本プロ野球(NPB)の詳細データを提供しています。2012年度分からの全試合結果、コース別成績、条件別状況別成績等公開…

得点圏成績なども含め、2011年以降の選手査定で必要なデータはこのサイトでほぼ全て手に入ります

2011年以降の選手を作る際には必須と言ってもいいでしょう。

 

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パロメーターの考え方

ここからは各パロメーター(例:ミート、パワー)の決め方について考えていきます。

パロメーターの決め方には2種類あると考えていて、ここでは成績査定ポテンシャル査定ということにします。

※注:この基準は、あくまで公式の査定から推測した筆者独自のものです。この通りに決めなければいけないものではないことは留意いただけますと幸いです。

成績査定

主に野手のミートが該当します。他には守備力、コントロール、変化量もこちら寄りの基準だと考えています。パワーは半々くらい。

どういうことかというと選手が残した成績をそのままパロメーターに反映するタイプの査定です。「そんなの当たり前じゃん」と思う方もいるかと思いますが、後述の『ポテンシャル査定』と比較すると違いが見えてくるはずです。

 

成績査定で重要になってくる要素としては、成績そのものに加えて出場機会の多さもファクターの1つになります。

例えば、同じ.300の打者がいても「600打数180安打の選手」と「10打数3安打の選手」ではどちらが安打を放つ能力が高いかを考えると、前者になるはずです(後者は能力を測るためのサンプル数が少なすぎるため)。

同じように額面上の成績は同じであっても出場機会が少ない選手は低く見積もった方が良いケースが出がちです。

 

また、比較的年度ごとにパロメーターの変化が出やすい部分でもあります。これは身体能力は1〜2年で大きく変化することが少ない一方で、(打撃)成績は年度ごとで大きく変化するケースが見られるためです。

 

ポテンシャル査定

主に野手の走力肩力が該当します。パワーも最近はこっち寄りかも。(個人差あり)

こちらの特徴は成績よりもその選手が持っているポテンシャルをそのまま能力に反映していることが多い点です。新人選手でも走力や肩力にABを見かけることが多いのがいい例ですね。

というのも肩力や走力は成績では測れない要素が大きい(例:盗塁が少ない≒足が遅い)ため、50mの数値や遠投の数値などから能力を推測することが多くなるためです。

 

各パロメーターごとの考察(野手)

ここからは各パロメーターごとの値の決め方を考察していきます。まずは野手編です。

ミート

【査定方針】成績重視8:ポテンシャル重視2
【大体のステータス目安】
S:ほぼなし/打率.360〜くらい
A:打率.340〜くらい
B:打率.320〜くらい
C:打率.295/.300〜くらい
D:打率.270〜くらい
E:打率.240〜くらい
F:それ以下
G:ほぼなし/二軍でも打率1割前半レベル・江越選手
ミートに関しては打率を見て決めてしまって問題ないと思っています。公式の査定も見てみましたが、大体は打率にのっとってステータスを決めていた印象です。
ただし、現在の査定環境ではミートで参照する打率の基準が右打率となっています。そのため査定前に左右別打率を見てから決めたほうが良いと思っています。
(例:ある打率.270の選手の対右打率が.300、対左打率が.250→→ミートC対左Fになるケース)

パワー

【査定方針】成績重視6:ポテンシャル重視4 ※個人差あり
【大体のステータス目安】
S:50本〜くらい ★
A:30本〜くらい ★
B:15本〜くらい/長打力に極めて長けた控え選手
C:10本~くらい/長打力が武器の控え選手
D:4本〜くらい/パンチ力が定評の控え選手
E:2 本~くらい/パンチ力が武器ではない控え選手
F:それ以下/非力タイプの控え選手/打力に定評のある投手
G:野手はほぼなし
パワーに関しては、一定以上の打席に立っている選手に関しては一軍HR数で決めてしまって差し支えないと考えています。個人的目安は200打席くらいかな?
それ以下の選手だったり若手プロスペクトに関しては、「打数あたりのHR率」「二軍でのHR数」「飛距離」などを見て決めるとよいでしょう。
また、選手名鑑や通年データなどを見て感じたパンチ力・長打力の印象から逆算する方法もありですね。
なぜパワーはミートと違ってポテンシャル要素が絡むかというと、『コンタクト力と打率』の相関ほど『長打力とHR数』は成績に直結しないからです。
例えば、打撃練習で看板直撃HRを連発する選手は、「長打力」という観点では間違いなく上位クラスはあるはずです。しかし実戦でバットの芯に当てられない/空振りを繰り返すようではHR数は伸びていかなくなります。また、この手の長打自慢はコンタクト能力に難を抱えている選手も多いです。
そのため、(実績の少ないパワー型選手ほど)ポテンシャル込みで能力を考える必要があると僕は考えています。

走力

【査定方針】成績重視2:ポテンシャル重視8 
【大体のステータス目安】※50mタイムは全て公称
S:50m 5秒6以下 クラス/リーグ最上位
A:50m 5秒7〜5秒8クラス/チームを代表する俊足
B:50m 5秒9〜6秒0クラス/かなりの俊足
C:50m 6秒0〜6秒3クラス/そこそこ、身体能力に困らない若手
D:50m 6秒3〜6秒5クラス/あまり足の早くないセンターライン、そこそこ走れる両翼選手
E:50m 6秒5以下クラス/鈍足とまではいかないが足が早くない選手
F:鈍足
G:「走れない」と言いきれる選手 (Ex.晩年の阿部慎之助、清原和博)
個人的には、走力を決める際は大体のフィーリングで決めてしまっていいと思っています。周りの同タイプの選手との比較や過去デフォの査定を参考にすると良いでしょう。
盗塁数も基準の一つになります。基本的に盗塁数が多い選手は俊足なことが多いからです。プロ野球で一定数存在する「そこまで俊足ではないが盗塁数は非常に多い選手」については盗塁数基準で走力を決めていいと思います(例:西岡剛選手)。
ただし盗塁数が少ないからといって鈍足とは限らない点は留意しましょう(チーム事情、本人の盗塁スキルが関わるため。例:オリックス時代の坂口智隆選手、大田泰示選手など)。

肩力

【査定方針】成績重視2:ポテンシャル重視8
【大体のステータス目安】※遠投距離は全て公称
S:遠投130m〜クラス/盗塁阻止率.500〜クラス/超強肩
A:遠投120m〜クラス/盗塁阻止率.400〜クラス/強肩でも上位クラス
B:遠投110m〜クラス/盗塁阻止率.350〜クラス/一般的な強肩
C:遠投100m〜クラス/盗塁阻止率.300〜クラス/肩に困っていない身体能力型
D:遠投90m〜クラス/盗塁阻止率.200〜クラス/肩が微妙なセンターライン、三塁手/そこそこの肩を持つ一塁手
E:盗塁阻止率1割台クラス/「弱肩」といわれる内外野手
F:極めて弱肩の野手
G:ほぼなし
こちらもポテンシャル要素が強めです。遠投の数値や補殺数、周りの選手を見て決めると良いです。強肩・弱肩の評価が書かれている場合はそれに従うのも手でしょう。
正直あまり語ることないかな……

守備力

【査定方針】成績重視6:ポテンシャル重視4
【大体のステータス目安】 ※UZRは目安です。
S:歴史的な守備の名手(センターライン)
A:守備の名手(センターライン)、歴史的な守備の名手(捕手/三塁手)
B:UZRプラスを出せるクラス(二塁/遊撃/中堅)、守備の名手(捕手/三塁/右翼)、歴史的な守備の名手(一塁/左翼)、守備固めの名手
C:UZR微プラスクラスの選手(二塁/中堅)、UZRゼロ付近(遊撃)、守備に定評がある(三塁/一塁/左翼/捕手)、控えの守備型
D:UZRマイナスクラス(遊撃/二塁/中堅)、破綻のない守備(両翼/捕手)、そこそこ守れる控え
E:二遊間失格レベル(遊撃/二塁)、打撃型選手(一塁/三塁/左翼)
F:守備にかなりの不安がある選手(主に両翼)
G:守らせてはいけないレベル(例:C松山の一塁守備)
守備力って実は数値で定量化するのが難しい範囲なんですよね……
そのためUZRや補殺数、守備得点などを見つつ同ポジションの選手と比べて優れているか劣っているかで決めると良いと思います。
前提として『内野守備が上手い選手ほど二塁・遊撃守るケースが多い』『上手い外野手は中堅に回るケースが多い』という傾向があります。
ですので二遊間や中堅を守る選手は守備力を気持ち高く見積もると良いと思います。
もう一つデータを読み取る際の注意点として、守備指標はあくまで同ポジション内の比較であるということです。そのため守備指標の数値を見るときは同じポジションの他選手の守備力も確認した方がいいです(特に過去の選手)。
例えば守備C65の選手がいたとします。
この時に同ポジションの選手の平均守備力がA85だった場合、守備がC65でも指標は大幅マイナスになるはずです。一方で同ポジションの選手の平均がE45なら、守備力がC65なら大幅ブラスを叩き出せることになります。
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各パロメーターごとの考察(投手)

球速

【査定方針】成績重視9:ポテンシャル重視1
そのシーズンで出した球速を確認しましょう。以上!!!!!!!!!!!!!!
「自己最高球速は査定シーズンではない選手」の査定をするときは、僕の場合は該当年度準拠で作成しています。

コントロール

【査定方針】成績重視7:ポテンシャル重視3
【大体のステータス目安】
S:与四球率〜1.00くらい、かつシーズン防御率2.00台以下
A:与四球率1.00〜1.80くらい
B:与四球率1.75〜2.25くらい
C:与四球率2.00〜2.70くらい
D:与四球率2.40〜3.00くらい
E:与四球率2.75〜4.00くらい
F:それ以下
G:擁護できないクラスのノーコン
僕はコントロールは与四球率をメインに見て決めています。これだけで決めても正直結構形になるのですが、「与四球率はいいのに成績に伴わない選手」に関しては指標より気持ち低めに設定すると良いです。
なお、与四球率は必ずしも制球の良さを表しているとは限らない点には注意が必要です。これは「コントロール」と「コマンド」の違いに由来する部分があります。
簡単にいうと、コーナーギリギリを狙う投手は能力以上に四球を出す可能性があるためです。その逆(ノーコンだけど真ん中を狙って散らす)もあるので、四球率だけを見るとやや危険な場合もあります。
そういった場合は「wikiなどで制球力についての評判を見ておく」「コントロール上げ+四球のコンボ」「荒れ球」でケアすることはできますので覚えておくといいかな。

スタミナ

【査定方針】成績重視4:ポテンシャル重視6
【大体のステータス目安】
S:年間250イニング以上+10完投以上、黎明期限定
A:エース格の先発/180イニング〜くらい
B:先発の表ローテ/規定到達+150イニング〜くらい
C:先発の裏ローテ(およびそれに準ずる先発型)/100イニング〜くらい
D:5回で降板しがちな先発/先発リリーフ両刀型/イニング数や登板数がかなり多いリリーフ
E:大多数のリリーフ投手
F:左のワンポイント
G:いません
個人的にはかなりざっくり決めています。
先発だと純粋なイニング数、中継ぎだと(イニング数/登板数)の値で決めてしまってもOKでしょう。
最近の公式査定は先発のスタミナに厳しく、5回〜6回で降板しがちな投手は先発投手でもスタミナDになりがちです。また表ローテでもスタミナBにならないことがあるので注意が必要です。
(これは現代NPBの先発が長いイニングを投げなくなっているのも一因ではありますが……)

変化量/変化球

【査定方針】成績重視6:ポテンシャル重視4
【大体のステータス目安】
総変化量10〜:球界を代表するエースorリリーフ
総変化量9:NPBの”一流”選手
総変化量8:表ローテ級/表リリーフ陣
総変化量7:裏ローテ/一般的な一軍リリーフ
総変化量6:一軍で登板機会のある(それに準ずる)投手
総変化量5:エレベーター投手/一部の「直球がほとんどを占める」投手
総変化量〜4:育成途上
変化量は、ある1つの指標を見て決めるというよりは様々な指標や成績を見て総合的に決めることが多いです。主にイニング数、登板数、奪三振数、防御率などを見て決めることが多いですね。
僕はその選手の”ステータス”を意識して決めています。個人的な基準は上に書いた感じ。
ただ、「好成績を収めていても直球の割合が極めて高い選手(例:津田恒実投手)」、「変化球の割合が高い選手(例:阪神時代の下柳剛選手)」など選手タイプによって変化量を上げ下げした方がいい事例もあります。
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個人的・査定をする上で考えているポイント

ここからは僕が査定をする際に考えている点をいくつか記載していきます。

必ずしもその通りにする必要性はありませんが、「そういう視点もあるんだ」と思っていただけますと幸いです!

 

あくまで”再現”選手→違和感の出すぎない見た目で!

1つ目はこれ。どういうことかというと、公式デフォから著しく逸脱した強すぎる選手は(僕が作るときは)避けるようにしています。

実際のデフォでは金特複数持ちはほとんど見かけませんし、5球種持ちもほとんどいません。

 

また、一部選手によっては選手イメージのステータスにパロメーターを合わせる手もあります。僕はよくやりがち。

(例:清原選手はパワーAのイメージが強い→26本で終わった1994シーズンでもパワーB79ではなくA80にする)

 

赤特は個性

あくまで僕の考えですが、再現選手を作るときは長所とともに欠点もわかるようにしてあげるといい査定になると思っています。

デフォの12球団査定で青特と一緒に赤特があるように、選手を”再現”するという観点からは青特オンリーで強さを追求するよりも、適度に必要な赤特は織り交ぜてあげることで「選手再現」の精度が高まるのではないかと考えています。

 

作成前に使用目的を決めておく

これはどういうことかというと、再現選手やコンセプト選手を制作する際に「オーペナ用」「対人用」「年度再現用」などを決めておくといいということです。

 

例えば、ある選手が『チームの雰囲気を盛り上げるのに非常に長けた選手』であるとします。それを見てムード○をつけたくなったとします。

そのムード○は「選手の特徴を示す」という観点から見ると適切でしょう。しかし、(詳細は割愛しますが)オーペナのムード○はチーム勝率を1割ほど変えるぶっ壊れ能力です。

そのためオーペナで回すことを前提に考えるとムード○はバランスブレイカーとなるため不適切になります。

 

このようにコンセプトが変わるとつけるべき能力も変わってきます。そのため先に使うモードを想定してから制作するといいと思います。

 

データと印象のハイブリッド

個人的に結構意識している部分。その選手が残した成績や指標はしっかり調べるべきだけど、それだけでは選手の特徴を100%網羅したことにはならなくない……?みたいな話です。

「精神面の弱さ」「ボールのノビ」など、パワプロのステータスに現れる要素の中には定量化しきれない部分も存在します。また、パワプロが登場してからプロ入りした選手の場合は、過去の査定でイメージが既に付いていることもあります。

一方で数字は正直なのもまた事実です。今まで固定概念化していた通説がデータで覆される例も多くあります(守備得点など)。

 

ここでは「数値で表せる特徴」と「文章で表せる特徴」をうまくハイブリッドさせるといいよねって話です。

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最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます!査定について語ろうとしたら文字数がつい増えすぎました、、、

あくまでこの文章は僕の中での考え方ではありますが、この記事をもとにパワプロ査定をしてくれる人が増えてくれると嬉しいです!

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