こんにちは。
この記事では個別記事で紹介していない1999ダイエーの選手を載せていきます。まずは投手陣編です!
※記載は背番号順です
12 斉藤貢
所沢商業高→明治大(中退)→プリンスホテル→ダイエー→日本ハム
<1999年成績> 5登板 0勝1敗 6回 18.00
かつては社会人No. 1右腕として即戦力を期待された右腕。しかしプロの壁は厚く徐々に登板機会を失っていく。
1999年は二軍でクローザーを務めたが、一軍中継ぎ陣には割って入れなかった。現在は楽天のチームスタッフ。
21 山崎慎太郎
和歌山県立新宮高→近鉄→ダイエー→広島→オリックス
<1999年成績> 1登板 1敗 4 1/3回 12.46
近鉄時代は野茂・小野和義に続く3番手先発として活躍。キャリア通算で3度の2桁勝利を挙げている。しかし1997年頃から一気に成績が下降し始めてしまう。
復活を期してFA移籍したダイエーでも2年間で2勝と期待を裏切る結果に。1999年も開幕ローテ入りは果たしたが初登板の炎上で終わってしまった。
22 長富浩志
千葉日大第一高→国士舘大→NTT関東→広島→日本ハム→ダイエー
<1999年成績> 9登板 2勝1敗 8 2/3回 7.27
かつての「スピードガンの申し子」の一人は現役後半はスローボールの魔術師へ。広島時代の速球は完全に衰えたものの、スライダーを多投する新たなピッチングスタイルで選手寿命を伸ばした。
1999年こそ不振だったものの、前後年は右のショートリリーフとしてブルペン陣に欠かせない存在だった。
24 土井雅弘
下松工業高→新日鐵光→新日鐵八幡→ダイエー→オリックス
<1999年成績> 1登板 3 /1/3回 24.30
左腕から大きく曲がるスローカーブを繰り出す軟投派投手……だったのだが、この手の投手にしてはあまりにもコントロールが悪かった。
2000年こそプチブレイクするものの、結局キャリアを通して制球難は改善されなかった。
34 吉武真太郎
大分県立国東高→ダイエー・ソフトバンク→巨人
<1999年成績> 8登板 1勝1敗 18 2/3回 7.23
ホークス時代は後半のセットアッパーの印象が強いはず。だがキャリアの前半は先発投手として次期エース候補と呼ばれた投手だった。
1995年〜1998年はそれなりの活躍を見せるも、故障と慢心(本人談)の影響で1999年から長いトンネルに迷い込んでしまった。
37 佐久本昌広
久留米工大附属高→大和銀行→ダイエー→阪神→横浜
<1999年成績> 13登板 3勝6敗 54 1/3回 4.97
1997年にはリリーフエースとして活躍した、ボールのキレ味が武器の左腕。しかし先発転向に失敗してから成績が下降していく。
この年も先発ローテとして期待されながらも不振に。被打率が.300を超えるなど、完全に決め手を欠いてしまっていた。
41 倉野信次
三重県立宇治山田高→青山学院大→ダイエー・ソフトバンク
<1999年成績> 8登板 14 2/3回 14.11
現在は魔改造の使い手として知られる名コーチ。現役時代は「3年に一度活躍する男」としても知られていた。
前年に活躍したこともあってか、この年は不調に。次の活躍年は2001年まで待つことになる。
44 水田章雄
清教学園高→立命館大→大和銀行→ダイエー・ソフトバンク
<1999年成績> 15試合 1勝2敗 34 2/3回 5.23
140km/h台後半のストレートとスライダー・フォークを操り三振を奪っていく本格派右腕。即戦力として期待される中、ルーキーイヤーからそこそこの活躍を残す。
だが制球とメンタル面に課題が残り、才能が開花するのは30代半ばになってからだった。
45 岡本克道
柳ヶ浦高→東芝→ダイエー・ソフトバンク
<1999年成績> 1登板 2回 4.50
ダイエーを弱小チームから強豪に変えた立役者の一人。ルーキーイヤーから小気味のいい投球で2年間で40セーブを挙げている。
1999年と2000年は故障で不振だったものの2001年以降は復調。通算防御率は2点台。地味だが優秀な中継ぎ投手だ。
64 田之上慶三郎
鹿児島県立指宿商業高→ダイエー・ソフトバンク
<1999年成績> 11登板 2勝3敗 35回 4.89
緩急自在の投球で2001年には最高勝率にも輝いた先発型右腕。ドラフト外での入団ながら18年の現役生活を送れたのは立派の一言。
1999年は登板機会こそ少なかったもののローテの穴はしっかり埋めた。翌年からパワーアップを果たし一気に台頭していく。
66 カズミ(斉藤和巳)
南京都高→ダイエー・ソフトバンク
<1999年成績> 1登板 1回 9.00
のちのNPB最強投手。だがこの時期はルーズショルダーに悩まされ、一時期は野手転向を検討されるほどであった。1999年は二軍でも中継ぎがメイン。
翌2000年に先発で5勝を上げ頭角を表し、少しずつだが確実にエースへの階段を登っていく。その後の活躍は周知の通り。
※後の活躍を考慮して成績より強めにしてあります。
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こんにちは。以前から作っていた1999年福岡ダイエーホークスを作成したので、この記事で公開したいと思います! 未公開の選手記事はチームをアップし次第随時更新していく予定です。 パワナン[…]