こんにちは。1999年ダイエー再現の個別選手紹介です。
今回の再現選手は、天国と地獄の野球人生を味わった波乱万丈の優勝請負人・西村龍次投手です。
パワナンバー:11000 21233 20135
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西村龍次(38)
広陵高→寒川高→ヤマハ→ヤクルトスワローズ(1990〜1994)→近鉄バファローズ(1995〜1997)→福岡ダイエーホークス(1998〜2001)
<再現年度:1999年> 11登板 4勝3敗 58回 34奪三振 4.34
選手について
ヤクルト時代には4年連続2桁勝利を上げたこともある速球派投手。パリーグ移籍後はスピードが落ちたものの投球術を生かして新境地を拓いたベテラン右腕。
1989年のドラフト1位でヤクルトに入団。野茂・潮崎・佐々岡・与田・小宮山・佐々木らが並ぶ「史上最高のドラフト会議」の中の一角を占める選手だった。
入団前の期待通り1年目から即戦力として躍動。新人王こそ中日の与田剛投手に譲ったものの10勝をマーク。その後もヤクルト先発の柱として1993年までの4年間で50勝をマークしている。
だが1994年は6勝に終わると、吉井理人投手とのトレードで近鉄に移籍。近鉄移籍後は度重なる故障と体重増による体のキレの低下により成績は低迷。1997年には戦力外通告を受けるまでに追い込まれてしまう。
復活を期して1998年にダイエーに入団。ここで彼は復活を果たす。ケガの回復がよく全盛期ほどではないもののボールのキレも戻りつつあった。先発不足の投手事情からローテに復帰し、見事10勝をマーク。カムバック賞を受賞する。
この活躍が認められ翌1999年は開幕投手に。しかしまたもケガに泣かされ、夏場以降は二軍暮らしを余儀なくされる。
ここまで彼が開幕投手だった年は全て優勝していることから、2000年と2001年も開幕投手を務めた。しかし2年間で開幕登板を含めても3試合の登板にとどまり、2001年限りで現役を引退。
現在(2021年1月)は野球評論家のかたわらホークスジュニアアカデミーの講師も務めている。(下記に参考URL)
能力について
内角攻め:ヤクルト時代から強気のイン攻めが武器と言われている。
対強打者○:イチローに.111(9-1)、小笠原に.143(7-1)、松井に.000(4-0)などパの強打者相手に好成績だった。
対左F:対右.222 対左.299
一発:58イニングで8被本塁打は多い。
ケガF:故障で夏場に戦線離脱。
ノビF:江川本では「被安打のうち直球の割合」は52%、「凡退のうち直球の割合」は28%。ここまで露骨に差が出ている選手はあまりいない。
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