こんにちは。1999年福岡ダイエーの個別紹介記事です。
今回の再現選手は、シーズン途中の移籍をバネに日本一に貢献した守備職人・鳥越裕介選手です。
<画像ファイル>
鳥越裕介(35)
県立臼杵高→明治大→中日ドラゴンズ(1994〜1999)→福岡ダイエーホークス・ソフトバンクホークス(1999〜2006)
<再現年度:1999年(移籍後成績)> 40試合 .333(45-15) 2本 6打点 OPS.856
選手について
大型内野手として注目されるも中日では芽が出ずパリーグ移籍後に活躍した守備型内野手。大柄な体に似合わぬバント能力や守備力の高さでダイエーの黄金期を支えた。また引退後は名コーチとしても有名。
中日時代から「長打を打てるショート候補」として早くから注目されていた。実際にルーキーイヤーから一軍出場を果たし、2年目からは70試合以上に出場する準レギュラー格として活躍していた。特に1997年には守備率.997を記録し、セ・リーグ遊撃手守備率の日本記録を樹立。これは今でも破られていない大記録だ。
だがネックになったのは打撃力。
当初期待された打撃力は完全に影を潜め、2割が精一杯の成績に終始。結局1998年以降は出場機会が減っていった。
そんな鳥越選手に目をつけたのが、内野手のコマ不足に悩まされていたダイエー。
1999年のシーズン途中に移籍すると内野のサブ要員として40試合に出場。打率.333を記録し日本一に貢献。日本シリーズの相手は放出元の中日であり、移籍の悔しさを実力で返す形となった。
2000年以降も内野守備を引き締める存在として活躍。2005年までの6シーズンで5度も110試合以上の出場を果たしている。ただし最後まで打撃が開眼することはなく現役を終えている。
引退後は2007年から2017年までホークスのコーチとして若手育成と参謀役として活躍。2018年からは活躍の場をロッテに移し、現在もバリバリのコーチだ。(2021シーズンは二軍監督)
能力について
ミート・パワー:翌年以降の成績を見ると確変の感も否めないので成績の割には低めにしています。
外野適正:1999年までは毎年外野も守っている。
ヘッドスライディング:していたらしい。
バント○:200打席以上立ったシーズンは必ず2桁犠打を決めている。
意外性:通算より突出した成績を出している打撃成績を見て。2003鳥越のイメージもあるし「鳥越選手らしい能力」な気がしたので付けました
対左F:対右.364 対左.250
三振:三振率25.5%
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