こんにちは。この記事は『パラレル転生選手』キャンペーンの一環となります。
こんにちは。今作も再現選手をゆるりと作っていく予定ですが、最初のテーマとして”パラレル転生選手”を作成していこうと思っております。 概要今回作成していく『パラレル転生選手』は、主に・若手時代から活躍した[…]
今回の再現選手は、”遊撃手として”将来の内野のキーマンと目されていた時期の東出輝裕選手です。
パワナンバー:13800 80142 37046
東出輝裕(2)
敦賀気比高→広島東洋カープ(1999〜2015)
<再現年度:2000年> 119試合 .261(429-112) 3本 28打点 17盗塁 OPS.642
<パラレル再現テーマ> もし彼が遊撃手のままキャリアを積み重ねていたら?
選手について
堅実な走攻守で長年広島のセンターラインを支えた小兵の内野手。松坂世代の中でも屈指の好選手としてルーキー時から一軍の舞台で躍動していた選手。
ただキャリアの前半は守備のスランプに陥り打撃でも調子を崩す時期があった。その時期に安打を積み重ねていれば名球界に届いていたかもしれない選手だ。
高校時代から甲子園で活躍し、当時から俊足ぶりは高く評価されていた。1998年のドラフト1位で広島に入団しプロのキャリアを始める。
当時は二塁のレギュラーだった正田選手が引退した直後で野村謙二郎選手も故障気味と、内野が不足気味。そんなチーム状況のため1年目から積極起用されることに。
高卒ルーキーながらも78試合・267打席を経験。上々すぎるほどのプロキャリアをスタートさせた。
2年目の2000年は野村選手のケガにより遊撃手に本格転向。高校の時から慣れ親しんだポジションである遊撃でいよいよ彼の全盛期が始まる……予定だった。
しかしここからが試練。2年目は打撃面では成長を見せ、規定打席到達・打率.261と高卒2年目としては十分な水準。しかし25失策でリーグ最多失策になってしまうなど守備面で苦労することに。
翌年からも守備面はあまり改善せず、その苦労が打撃面でも影響してしまう。2002年まで3年連続規定打席に到達したものの打率は2001年をピークに下降。
攻守ともに精彩を欠いたまま中堅に突入し、このまま終わった選手になってしまう声も一時期は囁かれていた。
その声を跳ね返すかのように2006年以降は復活。ブラウン監督の就任が転機となり、再び二塁のレギュラーを獲得した。あえて長打を捨ててミートに専念した結果、打率を安定させ再度レギュラーに返り咲いた。
ただし打率や犠打面では十分にレギュラー水準を誇ったものの、長打が少ないことや早打ち傾向なことからOPSは伸びなかった部分も。
一方で課題の守備も大幅改善された。元々持ち味だった守備範囲はもちろん、精度も安定したことでリーグ屈指の二塁守備となった。
結果として2000年代後半のセンターラインを固める存在として大きく貢献。2012年後半から菊池涼介選手が台頭するまでの間、広島の内野を支えた。
2015年限りで現役引退。2016年からは広島のコーチに就任。
選手について
守備力・捕球:守備範囲はこちらのブログ様の記録だと+11。範囲は申し分ない一方で失策27は多すぎたこと+翌年以降も改善されていない(遊撃失格になった)ことから捕球はGまで下げています。
NPB内野手の補殺数評価から割り出される守備得点です。算出法については下に記しました。数値は「同ポジションの平均的な守備…
弾道:いくら本拠地が旧市民とはいえ3本塁打、翌年5本塁打打っているため弾道1は違う気がします……
チャンスB:得点圏打率.337(83-28)
流し打ち:流し方向のヒット36.7%(内野安打含む)
バント○:22犠打
内野安打○:内野安打率19.6%
対左F:対右打率.288 対左打率.228
送球F・エラー:失策数を増やすために。