こんにちは。
今回の再現選手は、独特のトルネードサイド投法から左右の揺さぶりを武器とした若手投手・鎌倉健選手です。
パワナンバー:11500 21852 96154
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鎌倉健(12)
川之江高→日本ハムファイターズ(2003〜2007)
<再現年度:2005年> 19登板 7勝5敗 92回 40奪三振 3.72
選手について
独特のフォームからキレのある直球と変化球をコーナーに投げ分けた、日本ハム投手陣を背負って立つはずだった男。高いポテンシャルと完成度を兼ね備え、ダルビッシュとともに日本ハムの次期エース候補と目されていた。
だが度重なる故障に見舞われ全盛期は短かった。球団は違うが元巨人の條辺投手のようなキャリア遍歴か。
2002年の甲子園に出場し、川之江高校初のベスト4進出に大きく貢献。この頃からサイドスローから速球を繰り出す投球スタイルは健在だった。
その活躍を評価した日本ハムから同年のドラフトで3位指名され入団。先発不足に苦しむチームの有望株として期待された。
実際に1年目から期待通り一軍登板を果たし、着々とプロスペクトとして成長を続けていく。
今回の再現年度である2005年は彼にとって飛躍のシーズンであり、選手生命のハイライトである年。
金村以外の先発投手陣(ミラバル・押本・正田・トーマスら)が心許ない先発投手事情から、ヒルマン監督は若手起用に切り替えていくことに。そこでスポットライトが当たったのが鎌倉やダルビッシュなどの高卒若手投手だった。
開幕当初から一軍入りを果たすと、4月中旬から先発ローテ入り。威力あるボールをコーナーに投げ分ける投球が光り7勝を挙げる。
日数を経るごとに安定感を増していき、8月以降は防御率2.84。来季につながる形でシーズンを終えた……はずだった。
しかしこの時にすでに肘が限界に達していた。同年のシーズンオフに右肘を手術してからはスピードが極端に落ち持ち味を失ってしまう。
結果的に2007年で23歳の若さで現役引退することになった。
現在は『ヤング東加古川レッドアローズ』というリトルリーグチームで指導者を務めている。
能力について
球種:チェンジアップよりはシュートの方が投球割合多い。スカウティングレポートにも「シュートを会得したのが大きい」との記述あり。
リリース○:イメージ。横手で揺さぶりが武器だしいいよね?
打たれ強さB:被打率.298ながらも大崩れしない。7勝のうち4勝が被安打>イニングだったため。
勝ち運:援護率5.46はリーグ平均より高め+投球内容の割に崩れていない点も考慮。正直「青特が少ないので見栄えのために付けた」部分もあります
対左F:対右被打率.270 対左被打率.323 サイドスローの宿命。
ケガF:満足に働けたシーズンが少ない。
一発・軽い球:被本塁打率1.47。札幌ドーム本拠地なのを考えると両方必要に感じました……
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