こんにちは。
今回の再現選手は、2005年の千葉ロッテ日本一に大きく貢献した幕張の土嚢防波堤こと小林雅英投手です。
パワナンバー:11800 91344 85478
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小林雅英(30)
山梨県立都留高→日本体育大→東京ガス→千葉ロッテマリーンズ(1999〜2007)→インディアンス(2008〜2009)→読売ジャイアンツ(2010)→オリックス・バファローズ(2011)
<再現年度:2005年> 46登板 2勝2敗29S2H 45 1/3回 33奪三振 2.58
選手について
150km/hを超える速球と、ほぼ同じ球速帯で曲がる高速シュートを武器に長年ロッテの守護神として君臨した男。9回にそびえ立つ存在感の高さから、『幕張の防波堤』と呼ばれた名ストッパー。
速球と変化球の威力だけでなく、制球力も非常に高く四球率は毎年優秀な水準を誇る。この辺りも抑えとして成功した要因だ。
だが一方でランナーを出しながら何とか抑える、いわゆる”劇場型守護神”としての顔も持つ。本人も「3点差なら2点までは取られてもいい」と考えるタイプの投手だったため、しばしばファンの胃をキリキリさせる機会も目立った。
1998年のドラフト1位で千葉ロッテに入団。
ルーキーイヤーから先発と中継ぎでフル回転し124イニング・防御率2点台の好成績を残す。2年目は抑えのウォーレンが不調に陥ったことを契機に抑えに転向。65試合に登板し防御率2.13と抜群の安定感を見せた。これ以降は抑えに定着。
再現年度の2005年は彼にとって初の最多セーブのタイトル獲得となった年。しかし実態は、ランナーを背負う場面が目立つ綱渡りの中でのタイトルだった。55登板のうちで三者凡退はわずか13登板という数字が劇場ぶりを物語っているだろう。
特に有名な試合がソフトバンクとのプレーオフ第3戦。優勝に王手をかけた第3戦・4点リードの状態で最終回に登板するも、リードを守れず同点にさせてしまった試合が象徴的と言える。
それでも大崩れしないのは要所を締められるメンタルの強さの賜物ともいえるだろう。
2007年オフにFAでメジャーに移籍。しかし移籍当初で34歳であったこともあり、全盛期のような活躍は果たせなかった。その後は巨人とオリックスを渡り歩き2011年限りで引退。
現在は日本女子野球リーグのコーチを勤める。
能力について
今回は「ランナーがいない時のヒヤヒヤ感」と「ピンチの時の踏ん張り感」をイメージ査定強めで作ってみました(データの裏付けはあるつもりです)。
対ピンチA:被打率.282、得点圏被打率.195。本来ならB相当だが、得点圏でのゲッツー奪取力が高いのでAまで上げてみました。
打たれ強さA:LOB率88.9%。イメージ的・メンタル的にも合ってる。
ケガB:プロ入りからずっとフル稼働しているがケガは滅多にない。
回復B:プロ入りからずっと(ry
キレ○・内角攻め:高速シュートの威力再現。
対左F:対右被打率.242 対左被打率.325
クイックF:登板時の盗塁阻止率が.000。ピンチを広げる一因。
ノビF:被本塁打率1.19。投球割合を見ると直球は30%弱しかなく、速い球をシュートに頼りがちだった。一発よりは「ピンチの招きやすさ」的にこっちかな……
寸前:イメージ。能力の割に最終回でピンチを招きがちなため。
乱調:イメージ。いくら粘れる投手であるとはいえダメな日はとことんダメだったことから。
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