こんにちは。
今回の再現選手は、2010年の序盤戦に覚醒し、怪我するまでの間首位打者を独走した時の松本哲也選手です。
パワナンバー:11000 11690 48785
<画像ファイル>
松本哲也(31)
山梨学院大附属高→専修大→読売ジャイアンツ(2006〜2017)
<再現年度:2010年4月> 25試合 .423(97-41) 0本 5打点 12盗塁 OPS.946
※シーズン成績:94試合 .287(317-91) 0本 22打点 17盗塁 OPS.672
選手について
平成後期の野球ファンにはお馴染みであろう、俊足好守で東京ドームを駆け巡った中堅手。アクロバティックな守備と粘り強い打撃、育成選手からの叩き上げという出自からファンも多い選手だった。
現代でいうと中島卓也選手の外野手ver.に近いか。
2009年には2番センターに定着し育成出身の野手としては初めての新人王を獲得している。一方で長打力の低さと盗塁成功率の低さが課題となっており、2010年はこれらの課題をどれだけ克服できているかが注目されていた。
迎えた2010年。前年度の課題を完全に克服しグレードアップした松本選手の姿がそこにはあった。
開幕から4割台をキープし首位打者を独走。前年度に1本しか放っていない三塁打を4月の段階で2本放つなど、バットコントロールや打球の鋭さに更に磨きがかかっていた。
盗塁も13回の企画数のうち12回成功と成功率.900超え。守備でも安定した好守を見せつけていた。
この時の松本選手は間違いなくリーグを代表する外野手であっただろう。多くの巨人ファンに深い印象を植えつけただろう。
……しかし好調は長くは続かなかった。
4月25日の広島戦で左太ももを痛めて長期離脱を余儀なくされる。怪我の完治を待たずに復帰を急いだこともあり、一軍復帰後は持ち前のスピードに陰りが出たことに加え開幕直後の巧打も見られなくなってしまう。
最終的には打率.287と前年水準の成績に終わる。そして翌年に違反球統一球が導入されると、ますます打撃成績が落ち込んでしまい守備走塁要因に追いやられることになってしまう。
2012年以降も一定の活躍は見せた。だが2010年の怪我がなければもっと活躍できたかもしれない……というのはタラレバかもしれないが巨人ファンの脳裏に残っているはずだ。
能力について
今回は「2010年前半の成績を通年で見れたらこんな感じだろうな」という査定にしてみました。
AH:高打率に加えて打球の鋭さも目立っていた。IF査定なのでいいでしょう
盗塁B:怪我前の盗塁成功率が.924(13-12)。Aか迷ったけど今回はBで
送球B:肩自体は強くないが正確なコントロールで捕殺はそこそこ多いため。
流し打ち:2009年度は流し方向の安打が40%超え。イメージにも合ってる。
粘り打ち:イメージ。球数を投げさせる技術に優れている。
内野安打○:前年は内野安打率21%台。2010年も通年だと内野安打率14%台。
バント○:前年度27犠打。4月だけでも5犠打している。
ケガしにくさF:キャリア通しても怪我が多い+2010年要素。
回復G:好調が1ヶ月しか続かなかった。ケガしやすくするための疲労要素も。
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