こんにちは。
今回はペナントで外国人捕手を取った時のキャッチャーランクについて検証をしたので、その結果をまとめていこうと思います。
※データはVer1.0.5のものです。あらかじめご了承ください。
検証方法
①外国人捕手の獲得条件を「指定なし」「若手」「中堅」「ベテラン」ごとに分類し、それぞれで一定以上の選手を獲得する。
②各カテゴリごとに、外国人スカウト画面に出てくる評価(A〜C)を確認し、その評価ごとにキャッチャーランクを確認する。
③上記の検証を、「指定なし」では150人分、「若手」「中堅」「ベテラン」では200人分繰り返す。(一部データミスの影響でピッタリになっていない部分もあります)
検証結果
さっそく検証結果を見てみましょう!
まずは各カテゴリごとの捕手ランクの数を確認してみましょう。
これだけだとわかりにくいので、次に各カテゴリごとに捕手リードの割合を出してみます。
その結果は以下のようになります。(元データは後ほど出てきます)
キャE | キャD | キャC | キャB | キャA | |
評価A | 29.8% | 28.8% | 26.2% | 12.0% | 3.1% |
評価B | 33.5% | 26.6% | 31.4% | 8.5% | 0% |
評価C | 43.6% | 26.1% | 28.1% | 2.2% | 0% |
若手 | 36.5% | 29.9% | 27.4% | 5.6% | 0.5% |
中堅 | 37.9% | 28.3% | 24.7% | 8.6% | 0.5% |
ベテラン | 37.0% | 25.0% | 31.0% | 6.5% | 0.5% |
総計 | 37.5% | 26.9% | 28.4% | 6.4% | 0.8% |
また、この結果をグラフ化すると以下のようになります。
ここから得られる考察については以下で考えていきましょう!
捕手リードのデータから考えられること
スカウト評価が高いほどいい選手を引きやすい
当たり前といえば当たり前なのですが、スカウトからA評価をもらっている選手はC評価の選手に比べて高い捕手リードの選手を取れることが多いです。特にキャッチャーAを引ける可能性があるのはA評価の選手のみでした。
各カテゴリごとの期待値をまとめてみたものが以下の期待値表になります。
キャッチャーGを1・キャッチャーAを7とおき、各カテゴリごとにどれほどの捕手リードランクを見込めるかを示したものです。
この表を見るとわかる通り、評価Aの選手と評価Cの選手との間では明確に差が出ていることがわかります。また、評価Aと評価Bでも、評価Aの方が期待値は0.15ほど高い結果になりました。
これらを考えると評価Aをただひたすら引けばいいように思います。
でも……本当にそれだけが最適解なのでしょうか?
A評価でもそれなりの確率でキャッチャーEが出る。C評価でもそれなりの確率でキャッチャーCが出る
次の表を見てみましょう。各スカウト評価ごとのキャッチャー評価をグラフ化したものです。
これを見てみると、評価Aの外国人捕手でもキャッチャーEが約30%の確率で出ることがわかります。一方で評価Cのキャッチャーでも約28%の確率でキャッチャーCを引けることもわかります。
約28〜30%という数字をどう捉えるのは個人の感覚にもよる部分なので一概には言えませんが、少なくとも僕は「A評価でも思ったよりキャEは出る」「C評価でも思ったよりキャCは出る」と感じました。
年齢別での捕手リードの影響はスカウト評価より小さい
上記の期待値表を見てみると、若手が4.04・中堅が4.06・ベテランが4.09となっています。
このことから若手とベテランの捕手リードの期待値の差は、スカウト評価での期待値の差と比べて小さなものであると言えます。
一方で若手捕手は微成長期〜成長期の選手を引けることも多い一方、ベテラン捕手は衰退期に入った状態での加入になる選手も少なからずあります。その辺りの事情も計算に入れる必要があるでしょう。
狙い目のカテゴリはどこか
最後にどのカテゴリの外国人捕手が狙い目なのかを考えてみます。
以下の表は、検証した全てのカテゴリごとの捕手リードをまとめたものです。
これを見ると、キャッチャーBを引きやすいカテゴリとして評価Aの若手・指定なし・ベテラン、評価Bの中堅があります。
また、キャッチャーCを引きやすいカテゴリとしては評価Bの若手・ベテラン・指定なし、評価Cのベテランがあります。
キャッチャーEを回避しやすいカテゴリは評価Aの若手・指定なし、評価Bの指定なしが優秀となっていました。
なぜ指定なしで選手を取るとキャッチャーランクが良くなりがちなのかは不明です。
指名なし以外のカテゴリからおすすめを選ぶとすれば、評価Aの若手・ベテラン、評価Bの若手、評価Cのベテランあたりが候補になるでしょうか。
ただし、評価Aの捕手は野手としても優秀な選手が多い代わりに、年俸と契約金が高いため一度に大量獲得するのは経営が軌道に乗らない限り厳しめです。
評価Cの選手は年俸が安く大量獲得による見定めがしやすい代わりに、野手としての魅力はいまいちな選手が多めです。(それでも安定してEDDCDクラスの選手は引けますが)
この辺りはチーム事情との相談でしょう。
最後に
ここまで読んで下さってありがとうございます!
オーペナにおいての外国人捕手の獲得は、見極めと運が重要な代わりに成功すればチームに莫大なアドバンテージを稼げます。
ぜひ選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか…?
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