こんにちは。
今回の再現選手は、所属した在京3球団のすべてで高いバットコントロールを見せつけた打撃の職人石井義人選手です。
パワナンバー:11300 60205 01432
石井義人(32)
浦和学院高校→横浜ベイスターズ(1997-2002)→西武ライオンズ(2003-2011)→読売ジャイアンツ(2012-2014)
<再現年度:2005年> .312(414-129) 6本 38打点 7盗塁 OPS.821
選手について
天性のバットコントロールを武器に、あらゆる位置にボールを運べるアベレージヒッター。キャリア通算で規定打席到達こそ1回にとどまるも、通算打率.290、通算出塁率.362を記録している好打者。
高校時代から打撃センスの良さは注目されていたものの、高校時代は大きく騒がれるほどの選手ではなかった。それでも1年目から一軍出場を果たしプロ初安打を放つなど、着々と成長を遂げていく。
2000年以降は毎年高打率を残すものの、守備力の低さがネックとなり定位置は奪えず。
2002年オフに大型トレードで地元である西武ライオンズに移籍。ここから彼の快進撃が始まる。
2年目に少ない出場機会ながらも打率.304、OPS.842をマークし二塁の定位置争いに名乗りをあげると、翌2005年には一気にセカンドのレギュラーを獲得。
交流戦で打率4割を残し初代・交流戦首位打者に輝くと、そのままシーズン終了まで1度も3割を切ることなくシーズンを走り抜けた。
終盤こそ調子を落としたものの、自身初の規定打席到達・オールスター出場を果たす充実のシーズンとなった。
好調の要因は左投手相手での調子の良さ。石井選手は元々対左投手をかなり苦手にしている打者(年によっては左右差が1割以上離れていることも)だが、2005年に限っては対左打率.375とサウスポーを打ち崩すことに成功していた。
しかし翌年以降はケガと守備難・攻守にバランスの取れた片岡易之選手が二塁に定着したこともあり、準レギュラー的立ち位置にとどまることに。
主に右投手が相手の時のスタメンと代打での起用が中心となっていった。
一方でサブ要因としての働きぶりは抜群。遊撃以外のポジションを最低限守れ、安定して打率.280〜.300を望める巧打者として、地元出身の人気選手として、2000年代後半の西武を支えた。
2011年限りで惜しくも戦力外になるが、移籍した巨人では代打の切り札として復活。CSファイナルでのサヨナラ打は今でも巨人ファンの目に焼きつく名場面だろう。
2014年限りで引退。通算打率.290は彼が一流のバットマンだった証拠だ。
能力について
ミート:9月に.128に沈んだため.312にとどまったものの、8月末までは.330台をキープしていた。その分の下方修正は後述する回復Fで行いました。
捕球:この年に限っては二塁の守備率.990と高水準
流し打ち:全方向に安打を打ち分けており、当該年度も流し方向・センター方向・引っ張り方向で30%ずつ占めている+動画でも流し打ちが上手い
固め打ち:猛打賞10回。これは首位打者の和田一浩選手と同じ数字。
対左C:この年に限ると対右打率.294・対左打率.375。しかし、キャリアでは対左打率が対右打率を1割以上下回るシーズンも複数回ある上、対左投手との対戦自体が極端に減る。このため「対左が得意」とは言えないと判断しCにしました。
盗塁E:盗塁成功率.583(12-7)
送球E、エラー:守備がよければレギュラー定着してた
回復F・ケガしにくさC:7月終了時点では打率.348だったが、8月に.282かつ9月に.128と明らかに疲労で成績を落としている。終盤の失速具合を表すためには回復Fで疲労をためやすくした方がいいかなと。ただキャリアで大怪我はしていないのでケガしにくさは上げました。
選球眼:IsoD .080
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