こんにちは。
今回は、”YFK”の一角を担った安定度の高さが光るリリーフの藪田安彦投手です。
パワナンバー:11300 71389 42316
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藪田安彦(20)
上宮高校→新日鐵広畑→千葉ロッテマリーンズ(1996〜2007)→カンザスシティ・ロイヤルズ→千葉ロッテマリーンズ(2010〜2013)
<査定年度:2005年> 51登板 7勝4敗19H 55 2/3回 54奪三振 3.07
選手について
30代半ばを超えても150キロ近い速球を投げ続けた本格派セットアッパー。先発としては結果を残せなかったものの、中継ぎ転向を機に覚醒した投手のひとり。
地味だが元メジャーリーガーでもある。2008年には31試合に登板しており、それなりに通用していた。
1995年のドラフト2位で千葉ロッテに入団。当初は先発として期待されており、2年目の1997年には早くも規定投球回数に到達している。
しかし、当時はバランスこそ良い投手であったが「オール平均点」型の投手だった。そのため球威で押し切ることも圧倒的なコーナーワークを見せつけることもできず、貯金を作れないシーズンがほとんどだった。
結局2003年までは先発と中継ぎを両方こなしはしたものの中途半端な成績に終わり、存在感も低下しかけていた。
2004年から中継ぎに転向するが、これが転機に。直球の平均球速が大幅に上昇しストレートで押せるようになった。元々高かった制球力も相まって、ここから一気にリーグを代表するセットアッパーに上り詰める。
再現年度の2005年は彼が一躍有名になったシーズン。藪田・藤田・小林雅のリリーフラインは「YFK」と呼ばれ、勝ちパターンの一角としてリードを守る役割を忠実に果たした。
結果的に51試合に登板し優勝に貢献。
2007年まで抜群の安定感を誇り、2007年オフにMLB挑戦。2010年から日本復帰した後も、ノビとスピードのある直球は健在であり40歳目前までブルペンを支え続けた。
現在は野球解説者と関東学院大のコーチを勤める。
能力について
ノビB:150km/hに届いていない割には真っ直ぐの球威もノビも抜群に感じた。後述のピンチの補正もあります。
打たれ強さB:LOB率78.4%。被得点圏打率から考えると優秀と感じた。
クイックB:12決デフォ。
回復B:4年連続フル回転。
対強打者○:和田(L)・カブレラ(L)・松中(H)・ズレータ(H)を無安打に抑えている。
対ピンチG:通算被打率.209、得点圏被打率.347。流石にここまで差があるならGでいいと思うし、青特多くつけて補正する必要もあると思った。
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