こんにちは。
今回の再現選手は、外国人枠の戦いに巻き込まれながらも一定の活躍を見せた外国人スラッガーのヴァル・パスクチ選手です。
パワナンバー:11400 81319 42667
<画像ファイル>
ヴァレンティノ・マーティン・パスクチ(43)
モントリオール・エクスポズ(2004)→千葉ロッテマリーンズ(2005〜2006)→米マイナー→ニューヨーク・メッツ(2011)→メキシカンリーグ
<再現年度:2005年> 33試合 .284(102-29) 8本 20打点 OPS.941
選手について
外国人枠の争いに巻き込まれながらも、出場した試合ではしっかり結果を残してロッテ日本一に貢献した右のスラッガー。
安定感はライバル外国人選手と比較すると一歩劣るものの、波に乗ったときの爆発力はベニー・李承燁・フランコら他の外国人にも引けを取らない選手だった。
2003年まではマイナー生活に甘んじたが、2004年に3Aで打率.298・25本・92打点の好成績を残して初のメジャー昇格を果たす。その登り調子のまま2004年オフに千葉ロッテに入団した。
とはいえ当時のロッテは上述の3外国人にセラフィニ投手もいた関係上、外国人枠がカツカツの状態。そのため入団前から厳しい展開が予想された。
しかし李承燁選手がオープン戦で極度の不振に苦しんだことから、開幕戦にはパスクチ選手がスタメン出場。見事その試合で来日初ヒットを放つと、次の試合(伝説の26-0の試合)で5打数4安打2HR7打点を放つ活躍を見せる。
だが彼には「打つ試合はとことん打てるが打てない試合はノーヒット続き」という弱点があり、開幕カードが明けた4月初頭にはあっさり二軍落ちしている。事実、3〜4月・7月・9月の打率はいずれも.240以下、7月と9月は1割台に終わっている。
一方で調子を上げた8月は打率.425・5本塁打・OPS1.336の暴れっぷり。8月だけで4度の猛打賞を放つなど、単なる控え助っ人にとどまらない爆発を見せている。
2005年は出場機会に恵まれない点がありつつも、2006年のWBCにイタリア代表として出場し注目を浴びた。しかし2006年は前年の課題であった粗さが解消されず、打率.222に終わり解雇となってしまった。
それでも必死なプレースタイルと芯を捉えたときの飛距離から、ロッテファンに愛される助っ人であった。
能力について
走力・肩力:イメージよりは意外と走れて肩も強い選手だったとのこと。
固め打ち:33試合(スタメン29試合)で猛打賞5回はかなり多い。
対左F:対右打率.318 対左打率.222
三振:三振率31.7%
エラー:33試合で4失策は外野手としては多すぎ。守備の動き自体も不安が拭えなかったことから。
調子極端:月別打率の差が激しい。バレンタイン采配の「調子のいい選手を使う」雰囲気にもマッチしているしね
選球眼:IsoD的には.100を2年とも超えているが、「選球眼には難がある」「クソボールを振って三振」などのエピソードを見るとつけたくなかった。。
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